2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

親に勝る存在はない。

人生半ばを過ぎ分別ある筈の人間が親殺し事件で検挙される。 動物の世界でも有り得ない事が教育を受け衣食住に不自由のない人間社会で多発する事の不思議さ、動物の視点では説明がつかない、もはや人間社会は動物以下の生き物になってしまったのか。 母性本…

「あさきゆめみし・・・」

[ 新聞の読者欄に「あさきゆめみし・・・」見知らぬ人が投稿していた、古典的な題名が気に入り読ませて頂いた。 若い時、夢に見た「甘美で華やかな人生」は次元の異なる別世界で、紫式部の時代から現在も変わらず1mも進化していない。その方は人生の夕暮れ…

「大臣の品格」を問う記者会見。

「次の質問どうぞ」先日、河野太郎外務大臣が日ロ問題の質問をした記者に対して、3回続けて無視、外務省絡みの見解を外務大臣として回答せず内外のメディアから批判された。 テレビで見ていた私もこれが我が国の外務大臣の言動かと情けないのとバカバカしく…

「虚空蔵菩薩」今は昔。

私達が主宰する「里山くらぶ」の数名で東彼杵郡川棚町の虚空蔵山に登った。 標高608m、特筆するほどの山ではないが「九州100名山」の指定され東洋のマッターホルンと称され、頂上からの景観が下から見ても上から見ても見事であった。 私が興味は「虚空蔵山」…

巧言令色鮮し仁(巧言令色少なし仁)

論語に「巧言令色鮮し仁」がある。 現在語に訳すせば「鮮し仁=仁が少ない」のようだがこの場合の少ないは殆ど無い、分かり易く言えば人としての道義(倫理感)に欠け、信用できない人、という事になる。 「実」が無いから虚言、へつらい、愛想でゴマ化し自…

「母の教え」ふるさとの山より重い。

在日2世「姜尚中氏」が新著「母の教え」発刊、冒頭に「齢を重ねるほど自分の中にある母親の大きさに気づかされる」と言及している。 姜氏の母親は韓国人で在日、戦時中からの在日で尚中氏を育てており、想像を絶する苦労をされた事だろう、姜氏は私より9歳若…

男はつらいよ

86才になった山田洋二監督が「不朽の名作 男はつらいよ」の制作に取り掛かっている。 寅さん没後「22年」最初のメガホンを持ってから50年の節目になると云う、山田洋二監督にすれば国民的アイドル寅さんを遺作にする覚悟で「あの世の寅さん」をスクリーンに…

山は高きがゆえに貴からず・・・

11月の7日〜11日まで里山クラブの友人達と鳥取県の「大山」に登ってきた。 5月に九重の「大船」を登ったが「大山」の方が難易度が高くレベルは「上級」4時間少々で登頂したものの「天候は秋雨」頂上はガスで下界は「視界0」頂上からの絶景を期待したが不調 …

思考力も磨けば輝きを増す。

プロ野球もオフに入り「FA」宣言した選手の動向と契約更改の査定額で盛り上がっている。 私が広島ファンになり、かれこれ60年になるが「広島の野球」は昔から余り変わったような気がしない。 昔の記憶では万年最下位の「泥臭い球団」が満身創痍で強大な都…

「完全燃焼」するという事

12月議会、一般質問で登壇し執行者側に町政を問うた。 一般質問は議員活動の最たるもので、これは選挙民と約束履行の意味を持ち年4回のこの義務を果たせば少し肩の荷が軽くなる。 ネットを検索していたら「樹木希林」さんの紹介が有った、彼女の死生観で「じ…

人知らずして搵らず(怒らず)

年と取ってくると論語が身近になってくる。 代表的な論語が「老いては子に従え・・・」であろうか、2500年前の人生訓が現在でも脈々と生き光沢を放ち生きる手立てになっている。日本人は勤勉な民族であるから「孔・猛・老」が説く人生論語が好きなのだ。 人…

年よりの流儀

近未来の将来、私本の自費出版を計画の一つにしているが「題名」が決まらないと、文章の絞り込みも出来ず苦慮していたが最近になって輪郭が見えて来た。 「年よりの流儀」でこれから纏めていきたい、私と同じように悩み迷いながらも一生懸命生きている人間は…

人間関係を考察する。

この齢になって人間関係の極意とは何ぞや? 考える機会が多くなった、それは自分の人間関係において疑義を感じる場面が多いからだろう。 私の人生観の中では分かり難いのは世の常で人間ほど複雑怪奇な動物はこの世に存在しない、という 部分では観念的にも承…