「完全燃焼」するという事


12月議会、一般質問で登壇し執行者側に町政を問うた。
一般質問は議員活動の最たるもので、これは選挙民と約束履行の意味を持ち年4回のこの義務を果たせば少し肩の荷が軽くなる。
ネットを検索していたら「樹木希林」さんの紹介が有った、彼女の死生観で「じぶんを十分、使い切って死にたい」、易しい言葉だが武士の真剣勝負を彷彿させる。
奇人変人とみなされ「とぼけ役」を演じ続け一生を終えた人だが彼女の言動は切れ味鋭い「名刀正宗」と重なる。
私も残された時間は「カウントダウン」出来る処まで来てしまったが、彼女の名言「・・・何事も面白がって平気に生きる」肩肘張らずに淡々と生きる。「年よりの流儀」とすればこれ以上の姿勢はない。
そんな訳で敬愛する樹木希林さんの元気な頃の遺影を掲載した、表題に完全燃焼を持ってきたがこれは百歳まで生きたとして全うしたい私の心意気であり、彼女の「じぶんを十分に使い切って死にたい」に100%通じる心情である。
100歳まで生きる自信など、毛頭ないが、日々、冥土の旅の終点に近づいている事は紛れもない事実であり、その事を忘れて過ごせば悔いを残すことになるような気がする。