年よりの流儀


近未来の将来、私本の自費出版を計画の一つにしているが「題名」が決まらないと、文章の絞り込みも出来ず苦慮していたが最近になって輪郭が見えて来た。
「年よりの流儀」でこれから纏めていきたい、私と同じように悩み迷いながらも一生懸命生きている人間は日本中に履いて捨てるほど居るのではないか、彼らの共感を得れるかどうか疑問だが、そんな事には執着せず思いのままに散文を執筆したい。
年よりの流儀は余命を無駄にせず「自分に正直に生きる」一点に尽きる、人生における反省事項をしっかりと精査し、今からでも出来る事は、思い立ったが吉日「本日只今から」即実行。
自分に正直に生きようと思えば少々摩擦が生じたりもするが、そこは身近な人間には理解してもらうしかない、年より同士の衝突があれば、50歩譲って年配者を立ててやる。
人には年よりの「我」を認めさせ、自分がそれを反故にするようでは説明がつかない、年よりは筋を通した生き方が求められる。
自分に対しては厳しく対峙し、他人の人格を尊重し人生の先輩として優しく毅然とした態度が理想的である。
自然の草花を愛でる事も務めて心がける事により「自然の摂理」が読みとれて来る、人に生まれ人として死ぬ事の意義は何なのか、考えることは自分に対して最後の使命かも知れない。
紅葉は落葉する少し前に表情を変えて散る、散りぎわに最高の趣を魅せ、そっと散る。