野に咲く水仙」のように


我が家の庭に今年も可憐な水仙の花がひっそりと咲いた、水仙の花は群生する景観より庭の片隅にひっそりと咲く姿の方が趣が有り魅せられる。
水仙の花ことばはギリシャの逸話から由来したらしく「うぬぼれ、自尊心・・・」余り似つかわしくないが私のイメージからすれば「可憐、健気、忍耐、清楚」。
少年時代を過ごした五島市(旧福江市、福江町)中町の屋敷の庭にも矢張りひっそりと咲いていた。
昔は花などお金を出して買うこともなく、庭に咲いた花を花瓶に生け部屋に飾っていた、亡き母はとりわけ水仙の花が好きでこの時期になると庭の水仙を部屋に飾っていた、寒さに耐えて健気に咲く水仙と自分の人生を重ねていたのではないかと思い出される、私が抱くイメージもその辺に由来するかもしれない。
今日は県知事候補「中村ほうどう氏」の個人演説会が町内で有り自民党絡みで参席、来賓の応援演説も併せて聞く、いつも似たり寄ったりで鮮度が無いが、さすがに知事の抱負は実務家らしくあまりメリハリはないが「可もなく不可も無く」手堅く納めている。
4年に一回の機会なので時津の応援弁士は知事にしっかり注文をつけて言質を取るぐらいの気迫が欲しかった、個人的見解乍、最初から勝負のついた選挙なので余り身が入っていないのかも。
1月も今日で終わり、明日から如月。
朝鮮半島もUSAもEU、ロシアも雲仙地獄のようにブツブツ地下のマグマがストレスを貯め込んでいる。
一番、質が悪いのはUSAだろう、トランプ大統領の実像と虚像が見えて来た、ずる賢い商売人が正反対の原理でたまたま大統領になっただけ、過って青島都知事、横山府知事がトップになったのと同じ現象。
私の基本理念は「自民党」「〇〇党」の立場を超えて「何が望ましい姿なのか」の只一点を判断基準にして自分のスタンスを貫きたいと思っている、厳冬の雨風に打たれ、雪に埋もれても、健気に野に咲く水仙の様に。