佐賀道中 「里の秋」


晩秋の佐賀平野を走り小城、佐賀両市に行ってきた。
佐賀は水田稲作農家が多い上に菜園、果樹と多彩(多才)で意欲的な農家が多く、農家から農業家に変貌しつつある、所謂自営業から事業転換しつつある、多分卓越した農業振興策と営農指導、研修が効果的に作用しているのだろう。
一次産業の農業は季節と流通業者に翻弄され割に合わなところで長年苦しんできたが6次産業の気運、直売所の設置、ネット販売、ブランド化で農協を越え活力が出て来た。
佐賀は近世以前から地の利、自然をを生かした農業立県で成功、葉隠精神の結実か。
写真は道中の場所で地名は定かではないが、写真に収めたのは私が五島福江で暮らした少年時代の風景と重なる場所、福江市中町(門前町の真ん前)家の前から門前に続く一本道、中央に横道が有り三尾野町に続く、セピア色の風景が脳裏で甦り、」郷愁を感じた。
そのうちにそのうちにと思い乍4,5年福江に帰っていないので友人達が元気な内に帰ろうと思いを新たにする。
佐賀市役所、職員の方には懇切な対応をして頂いた、所期の目的を満たす事は出来なかったが訪問の成果は有り難く頂戴した、キャリアのシニア普及員さんも温厚で丁寧な方で有ったが、〇〇〇〇係の女性職員も才色兼備、商社営業職でも通用するセンス、農業立県の底力、原動力になってるな〜と感心し、帰路に就く(20日)。

選挙戦も今日で終り、候補もマイク納め、選対は最後の分析に入り・・・夜通し残業。
自民党安倍総裁のフレーズは「責任を果たす」、この選挙がもたらす明日の日本社会、個々の国民にどう反映されてゆくのか、総体的に良くなる材料は乏しく明るくはならないだろう。
 財務省は来年から70歳以上の医療費負担を現行1割から2割に引き上げる事を諮問、年金は下がり、高齢者の費用負担は全てにおいて増加、自民党はもっと身を切る改革をしなければいけない、国会議員たちは有産階級、金持ちばかりで庶民の事は理解していない、国民はもっと両眼、両耳で政治家の言動を精査監理しなければいけない。