希望あえなく落葉する


衆議院選挙で既存政党を凌駕するかに期待された小池都知事率いる「希望の党」が無残にも大挙して地に落ち果てた。
いろいろな原因が輻輳し内在していた事だろうが勿体ない事をした、国民の大多数が期待する、欧米並みに拮抗する2大政党でこの国の政権争奪戦が展開されれば緊張感が生まれ互いに切磋琢磨、ハイレベルの政治が提供される仕組みが構築される筈であった。
自民党が圧勝し安倍政権は解散前の閣僚政府をそのまま継承再任させ解散前に想定した以上の盤石の態勢を確保できた。
見方は様々で有ろうが自民党大勝であるが、野党同士が潰し合いオウンゴールで自民に得点が転がり込んで来た結果とみる事も出来る。
長崎県4選挙区の候補者は各々仕事が出来、やる気の有る候補ばかりで比例復活も含め前職が目出度く当選し自民選対も安堵した事だろう。
希望や立件民主の真価も此れから問われることになる、政治が国民生活のレベルと質を作ると言っても過言でなく自民党も追い込まれてゆく事になる。
国際的には米国を除き若手政治家が台頭、時代の潮流は若返りに有り改革方向に有る。
希望の党は選挙では開花せず、蕾のまま萎んでしまったが、政党のあるべき姿を示した功績は大きく、選挙民、候補者に与えた教訓も多々有り政治の世界に一石を投じた勇気は讃えられて良い社会的には非常に有意義な事であった。