自然の魔力

先日、「里山くらぶ例会」で県民の森に行って来た。
写真は「岩背戸渓谷」を黙々と歩むシニア女性達、総勢22名(内男性5名)女性達の底力を魅せ付けられる。
傾斜場の登山中は筋肉疲労は避けられず男の私でもリタイアしたくなる事がシバシバ有る、引率者の私が頓挫すればアウトで体調を整えつつ頂上を目指す、長崎市内の山は「八郎岳」でも590mで大した高さではないが年齢から来る衰えは避けられず登頂に些かの不安を感じるのは会内で私だけでは無いだろう。
海と山の恩恵を享受したくて先月中旬「大島海峡」で初素潜りミネラルの塩分を全身で吸収、海も山も私にとっては同じ対象で自然のパワーをしっかり拝借している。
「マリンパワーの神秘」は体験を通して実感してきたが、「山のパワー」は近年体感した、何処にそんな力が有るのか考えても答えが出てこない、物理的には酸素濃度の関係だろうか位が限度。
先般、初参加の会員に感想を聞いた時、彼女が言うには「仲間に激励して貰いパワーを頂いている」と明快に即答された。
皆と同じ目的で登る事が「パワーの相互分配」効果で頂上に立てている、その達成感が非日常的で得難く感動が伴う、疲労回復すれば性懲りもなく又恋しくなり、自分の中で何とも説明しようのない現実。
山も海も大自然は人間の潜在力、可能性を引き出す神秘的なパワーが有る事は確実、晩年であっても気が付いて良かったと思う、日本古来の山岳信仰「山の神」を祀り崇める事も理解できる。