多良山系「オオキツネノカミソリ」


7月の24日に多良岳金泉寺」には「オオキツネノカミソリ」という名の奇妙な花が咲いていた、昨年は9合目でリタイア、「オオキツネノカミソリ」の群生を見ることが出来なかったけど今回は万全の準備で悠々と登ってきた、2,3年の登山歴で足腰が強化されたのか、自分の事乍、確証はない、精神的には九重の大船を登った経験が大きな自信になり自分を支えている。
金泉寺のこの花は登山者にも人気がありこの時期になると山は賑やかになる、花はヒガンバナヤマユリを2で割ったような花で顔貌も面白いけど一番の面白さはやはり名前、名前を聞いただけで花が好きな人は関心を示すが高山にしか咲かないので実物を見ることが出来ない正しく高根の花、由来は花より先に出る葉が水仙の葉のようにシャープで形状がカミソリの刃に似ている処から命名され、花が咲く時には葉は枯れ落ちて茎の先端に花だけが咲き不可解な形状でキツネに包まれた気分になる…所以。
金泉寺そのものは真言宗 弘法大使の開山で9世紀初頭建立された由緒ある山寺である、昔はお寺さんは世俗社会から隔絶された幽山に建立された、寺社に「〇〇山〇〇寺」とつくのはその為である、お寺の講釈をしてる訳ではないがこの山寺には真言密教の秘趣が感じとれる。
24日に山に登り、27日は崎戸の海に行き塩水で行水、山で森林のオゾンを腹一杯吸い、海では海水ミネラルを全身で吸収、翌日バテルと思いきや、ビクともせず快調であった。
自己診断では去年より今年の方が遥かに快調、若しかしたら来年は更にパワーupして居るかも知れない。
写真は里山くらぶの会員さん、背後がキツネノカミソリ