衆議院議員 小沢鋭仁


議会の友人が上京、衆議院議員会館の小沢鋭仁事務所を訪ねた折、表題の書物を頂いた。
同氏は日本ラオス議員連盟の議員で私達が進めるJICA案件に少なからず関係する御仁である。
彼に対する認識は自民から民主党政権交代した時の環境大臣で割と「育ちのよさそうな代議士」。
民主が変貌していく中で自らの政治信条を貫く為に転身する姿は過っての「西岡武夫氏」と重なる、西岡氏の信条も政治信念は不変で有った、組織が変質、軌道を逸した方向に転進すれば個人として止むを得ず取らざるを得ない勇気ある行動かも知れない。
人の心中を測ることは憚るが、もし自分ならどうするか、常日頃から自分に置換して進退を測る事こそ大人の流儀ではなかろうか。

中東では米国がシリアの政府軍飛行場をミサイル攻撃し世界が緊張、事の発端はシリア軍が反政府軍が制圧した地域にサリンと思しき化学兵器を使用、無差別に子供たちまで殺戮、その生々しい写真が「レッドライン」を越えた、と報道された。
果たしてそうであろうか、米ウッドローウイルソンセンター/ケイン研究所 上級研究員はトランプ大統領の真の狙いはFBI調査が続くロシア疑惑に対する目くらましのようだ、支持率が史上最低でホワイトハウスも閉塞感が充満、大統領の法案も不調、軍OB関係者と財界の実力者で政治をしているが、ホワイトハウスが機能せず政治が体を成していないのは明白。
九州のド田舎議員の私から見ても今回のシリア攻撃は人道的な部分は欠片もなく、傲慢トランプ支持率回復の手段。
低レベルの戦争ごっこアメリカ人はカウボーイの子孫、西部劇の拳銃ごっこを好む。