曇天を憂う。


今日は昨日とは打って変わり秋日和を思わせる好天気、昨日は「里山くらぶ」で深堀の城山という処に登山行、雪が降るのではないかと思える位の厳寒、一日違いでこんなにも変動するのかと思い知らされた。
衆院選挙後、取り残された大塚代表率いる民進党が「希望か、立憲かハタマタ新党」か、迷走している訳ではないようだが去就が定まらない、どちらに転んでも大勢に影響はないが代表の裁量には関心が有る。
自民党も安倍麻生連立政権になって単色化、味の無い政権になり、アメリカ合衆国51番目の州に成ってしまったようだ、商売人トランプに翻弄され政権は主体性を破棄したのか、日本上空は曇天の雲が覆い明るい日差しが見えない、衆議院もワンサカと465人、議員報酬1億余の御仁が海外視察で北欧諸国まで出て行きながら朝鮮半島に行く勇気の有る人間は一人もいない。

拉致家族の消息ぐらい本気になれば見えてくる筈、パフォーマンスでトランプに引き合わせ真剣さをみせたが国民の一人として恥ずかしかった、苟も世界第三位のGDPを誇る主権国家がこんな内政問題を他国の大統領に頼るのは内政干渉を求めるに等しく、一国の宰相が為すべき事か、自民党の中にリベラル派は不在で「安倍首相一人VS自民党代議士全員」天秤にかければ悲しいかな不思議な均衡が取れ不幸な現実が有る。
野党も「俺が我が」に拘りすぎ大局的行動が出来ず結果として自民党の独走独裁を許している。
昨今、福岡の山崎拓元副総理が民進党辻元清美をゲストに招き本人を前に評価のコメントを出していたが「YKKトリオ」兄貴分だけあって度量が有り好感が持てた。

自民党は歴史的に派閥の力学で持続力を維持して来た、派閥の中に右から左まで領袖が居り互いに切磋琢磨し活力源になっていた、今は「3バン付の世襲議員」が多数を占め理念も使命感もなく政治の貧困は此処に起因する、幸い長崎県選出は七光り組は一人で他の皆さんも頑張ってくれているが力不足は否めない,
今の国情を天気図にすれば5,6年先迄曇天か、雨は降らいが怪しく重たい陰湿な天候。
自民党の中に真のリベラル誕生を期待したい、その騎手になれるのは多分「小泉進次郎」か。
不肖私も自民党の地方議員、批判ばかりで無責任の様だが不愉快な事が多すぎる。