「違憲」常態化を危惧。


昨年の春からシニアクラブの中に「ウォーキング=里山さるく」部会を作り同好の人達と月1回の
ペースでハイキング感覚の「里山廻り」をしている。
町の老人クラブの新たな選択肢として私達のクラブから出発させた、気分的には半熟の未成人乍、齢70才を超え初老の世界で煩悩に苦しんでいる。
町議員を最後の職務と考え、健康増進で老骨に鞭打ち議員活動に邁進している。
9月議会の「報告会」を夜間出前で他の議員達とタッグを組み二日間実施。
町内住民の方々と対面で意見交換する中で議会に対する要望、苦言など拝聴したが、如何せん参加者が少ない、殆ど自治会長さんが取り巻きの方々と申し合わせて「義理参加」ではなかろうか。
恥ずかしながら選挙の投票率がいつも県下で一番低い「時津町」、政治に対する無関心というより、若しかしたら「棄権」も意思表示の心算でデモンストレーションしているのかもしれない、と思えてきた。
先の衆議院選挙、一票の格差問題訴訟も最高裁で「違憲」状態と裁定された、集団的自衛権「安保法案」成立も違憲法治国家でありながら立法府の国会が数の力で強行採決、法制化し司法を無視している。
矛盾した事の積み重ねは何時かその無法が禍し国家の存亡に係る事態を招くような気がしてならない。
写真は「雲仙岳に紅葉を訪ねる」11月19日