「氷河時代」の再来


2012年 夏 氷河関係を研究する学会で日本には無いと思われていた氷河が立山連峰に存在する事が報告された、冬山登山体験をした経験はないけど北アルプスならイメージが湧いてくる。

12月16日 71年前のこの日は「戦艦大和」竣工記念日、そして平成民主党自爆テロ沈没の日」
NHKも民放も選挙速報の特番放映に入る、前回対比投票率は59,3%で戦後最低、戦後最高を記録した2009年対比10%低下、自民党は前回より得票数を減らしたにも拘わらず大勝、反対に民主党は予想を超えた大惨敗、国民を愚弄したツケで鉄槌が下され再建不能の体たらくに陥る。
民主党も冬の時代を飛び越え、いきなり「氷河時代」に直滑降、永久凍結する予感。
自民党に籍を置く身であり自民党政権の復活は万歳ながら、果たして日本国民にとっては如何なのか、自民党政権の政策と手法を見なければ何ともいえない部分があり、期待するしかない。

小選挙区制・比例区選出など歪な部分もさらけ出した今回の選挙制度であった、自民党も3年3ヶ月間、野に下り反省の上に立って政権奪還した訳で、暫らく民意を踏まえた政治をするだろう。

1931年12月6日(昭和16年)この日は太平洋戦争勃発の日、3年8ヶ月に及ぶ戦争に敗れて日本は民主国家が樹立できた、禍を転じて福とした先人の智慧に学び真摯な姿勢で方向を模索せねばならない、自民党世襲議員は兎角批判の対象にもなるが、彼等の利点は先代からの「家老」が控え多々助言を貰える事である、側近に「イエスマン」を 並べる事ほど危険な事は無い、野田政権
民主執行部のアキレス腱は多分その辺ではなかったろうか。

個人的には「みんなの党」「未来や大地」に共感、「安倍・石破二人体制」は人物的にも好感が持てる。
野田氏は「選挙惨敗責任」をとり代表辞任を表明、本気で責任を取る気なら「議員辞職」したら良いと落選議員は思っているのではないか、政治生命を賭けると明言した「消費増税法案」を通した段階で辞職していれば国民の心証を得れていた。
政治に期待しない選挙民が棄権したり、第三極に投票し、今回の結果を自民・民主に与えたように思える。
環境、経済、政治ともに今世紀日本は視界0、列島を「氷河社会」に戻してはならない。