桃太郎侍 待望する。


古来、西洋では「トマトが赤くなれば医者が青くなる」格言が有る、取引先の社長に「トマト健康法」の進言を受けて糖尿病対策でトマトの自家栽培に入る。
序でに「桃太郎」と言う品種が大粒で育て易いらしく、友人の庭を耕して実験栽培のトマト苗を植えた、写真は日並郷友人宅の即席トマト畑。
好きな番組の一つに「ダーウィンが来た」がある、自然動物の生態を実写撮影した記録報道番組であるが、野生動物の母性本能、生存教育、種の保存行為等々、野生が人間の理性を超えている場面を放映され、大いに示唆を受け、人間として生きる手立てを学ぶ部分があり関心の主体は動物であったが、今般、トマト栽培のイロハを知人の指導を受け、毎日トマトの観察が日課の一つになった、表情の無いっ植物であるが、ヨクヨク観察すれば色んな主張が伝わって来る、育てる事自体にも味わい、感動、教訓、教唆があり、自然の摂理、自然(宇宙)の法則に到達する。
人間社会の煩悩や仕組みは自然界の法則からしたら蟻の涙ほどでは無かろうかと思う、ギリシャ問題、北朝鮮問題、民主・自民の確執など何だろうか。
人間社会では利害得失や権利義務に苛まれ、貸借関係、上下主従関係で言動が左右する、弱者が強者に追従し、正義も不義もその時その場で成り行き任せ、人間社会ほど曖昧な世界は無い。
ギリシャのデフォルト問題から始まり、財政再建ギリシャに世界が振り回されている、栄光あるギリシャ神話の主人公「オリオンやゼウス、ポセイドン神」は天上夜空で破綻寸前ギリシャ末裔の迷走を嘆いている事であろう、再選挙で急進左派が政権を掌握すればEU経済はバランスを崩し、通貨の下落がリーマン並みの金融恐慌を誘発する可能性がある。
緊縮財政を反故にすればどうなるか、ギリシャ選挙民は現実が理解できないのか、亡国の予兆あり。