「武蔵坊弁慶」不在の悲劇

平子場の猪トラップ、鋼鉄製/100kg級・猪対応型、民家上段の畑に設置している、今期は9匹捕獲したらしい。
捕獲後の猪は町が大小を問わず、1匹5000円捕獲処分費を猟師に払っている。
NPO友人達と効率的な「猪トラップ」の新型を考案して県に提案し採択して貰うプロジェクトを立ち上げる会議を開催。
特別な仕様でなく現在のものを更に改良すれば済む事で時間も労力も大して掛からない、「発明」は社会のシーズとニーズを先取りして解決すれば必ず「ヒット商品」は産まれる。
野田総理、政権も愈々末期的症状がチラホラ感じられる、野田総理なりに「一生懸命」真面目にやっているようであるが如何せん法案が成立しない、東日本関係法案は成立しているようだが、その他は自民党から難癖を付けられ立ち往生で丁度、蜘蛛の巣に引っ掛かった蝶のようである、その内に体力気力を消耗、観念して蜘蛛の餌食になる。
最近の自民党は誰の智慧か分からないけど論戦上手になった、それに引き換え民主青年団は修羅場を潜ってないから根回し寝技を知らず、国対、幹事長も真面目すぎて人間的にも面白くないから人気も上がらない支持率は危険水域。
野田内閣は政権の捨石、矢面に立ち悪党役を買って出る人間を中枢に持たないのが悲劇、武蔵坊弁慶不在ではエリート牛若も「義経」に成り得ない。
相関図的には野田政権と小沢G、小沢Gと自民党、橋本維新と民主連合政権、経団連と民主政権、石原新党対野田政権、橋本維新対経団連、橋本維新対電力業界、案外近いのは自民主流派対民主政権。
レスリングで言えば場外乱闘でルールを越えている、団体戦にも見え個人戦にも見える、何処から何処までが本音か駆け引きか境界線が見えない複雑怪奇にして滑稽な政治劇・・・
最後に笑う微笑組は果たして出るのか、出ないのか。