朱に交われば赤くなる・・・勿れ。

円高で昨日1ドル当り88円をつけた、90円を切ったのは史上初ではないかと思う。
円が強くなるのは有り難い話だが国内企業の業績は輸出に負う所が大きく看過できない
辻産業が昨日「会社更生法」に踏み切った、創業130年余、負債総額750億、県内
最大規模の倒産・・・此れも円高の影響。
昨日は議会忘年会で酔わない酒を飲む・・・
面白いもので気分が優れないと酒を飲んでもゼンゼン酔わない・・・
楽しくない酒は飲まない主義なのでソコソコに退散したが同僚議員達は和気藹々やっていた、理念、価値観の違いを痛く感じる。
朱に交われば赤くなる・・・これも少年時代、亡き母に教わった諺、物理的にはそうであるが、精神的には無かろうと思っていたらカナシイカナ・現実の社会でも言い得て、挙句の果てには上下関係まで形成されている。
県議会と市議会でバイオラボ問題百条委員会が設置された、今後の展開を見ないと断定出来ないが、中身が一皮づつ剥がされ事件味を帯びてきた。
県市のベンチャー企業創業支援補助金受給の背景に「不適切・不明瞭」な部分がある、そこが調査の対象らしい、受ける方は「学問畑」出した方は「役所畑」共に事業家ではなく、経営の何たるか、契約の重みが分っていない・・・曖昧な部分と、杜撰な事業計画の変更を黙認し倒産を招いた経過を考えれば、出した側の「監査不行き届き」責任は免れない・・西海市並に考えれば知事、市長にも賠償責任が生じるのではなかろうか。
行政訴訟に発展するか、しないか、自治体に行政責任が厳しく問われている現在、注目すべき事案である。