快走「ザ・ナガサキ」市長。

福田内閣日銀総裁候補を民社連合に否決され金融の最高権限者が不在のまま金融政策が執られる事になる・・・ここ数日、円だけは高騰し海外で強みを発揮しているがコレは輸出産業、自動車、半導体、機械装置が強かったからの事で国内経済が立ち直った証ではない・・・因みに一円、円高に成れば「トヨタの場合」約350億の差損が生じるらしい、国際的に円の信用が上がるのは喜ばしい事では有るが実態が伴わない円高は反動が怖い、トモアレ政府自民党は内外から厳しい視線を受ける事になった、福田政権はマトモ過ぎるのか単に根回し下手なのか?
揮発油税暫定税率25円も時間切れ「アウト」が俄然、現実味を帯びてきた・・・
先般、小泉前総理も「一般財源化が望ましい」と言及していたが、国民、有識者道路特定財源化には否定的である、北は北海道、南は沖縄まで「道路を作れば票になる」と狂信的な政治家が無駄な道路を「その筋」に強要し、道路に金をバラマキながら走り回る、これは亡国の図式。
福田内閣も支持率、求心力共に低下し土俵際、起死回生の裏技が従来、固執してきた特定財源化を「打っちゃり」国民の期待「一般財源化で妥協」し「暫定税率は確保」する策をとる。
これ以上「国政の停滞」と「内閣信用の失墜」は7月のサミットを控え猶予は無く許されない 不承不承・ぎりぎりで究極の選択肢であろう・・・
永田町の与野党間、駆け引きを新聞・テレビで見る限り民主党の方が目下の所、風の呼び方、読み方、共に長けているようだ・・・自民党には「物申す」実力者?が多いだけ纏まりがなく「船頭多くして、船 山に登る」感、岡目八目で外野席の方がよく見えるかも知れない。
・・・田上富久長崎新市長、3月定例議会で初の施政方針が報道された・・・
行財政改革をどうする、世間の注目を浴びる声明であったが職員の「生涯給与を2割削減」、自らと身内を犠牲して出発し「将に隗より始めよ」である。カナリ大胆に打って出た、併せて特別手当の廃止・見直し、いずれも大いに評価に値する、見かけは「ヤサオトコ」だがミカケダオシの骨太漢かも。
頭がよくて、腹が据わっていれば、資質は充分、まだ未知数であるがコレだけでも評価を上げる事は間違いない、支持してくれた身内に犠牲を強いる事はナカナカ出来る事ではない。
今流に言えば「オトコマエ・・・」ナガサキ市民は良い選択をした。