現住所は何処....(*_*;

樹々の若芽がボツボツ見受けられ春の息吹を感じる

世の中はコロナ~オミクロン、ウクライナにロシア軍の攻撃が始まり、首都キエフに迫った、と日々戦況が報道され益々深刻さが増している。

NATOも欧米も歩調を合わせ非難、夫々が国内問題に抱え、ウクライナ問題でロシアの脅威を焚きつければ自分の問題をかわす事が出来る思惑も垣間見える。

顛末は予測不能だが一つ間違えば大戦争に発展する事も考えられ予断を禁じ得ない。

表題に戻るが、今日は香焼から五島灘を見て来た、特に対した用事でなかつたが何となく五島灘を見たくなった。

離島の田舎小僧が青雲の志を持って五島灘を渡り、60年余の歳月かけて何やかんやで日本国中を殆ど廻って、結果、終点が長崎。

現在、長崎市の端、西彼時津町に暮らし半世紀近く、終の住まいで寝食。

家を建てた時は若く子供達に部屋を作つてやるような気分、終生ここで暮らす事になるとは爪の垢程も思わなかった。

歳月は光陰の如く、瞬く内に齢80で年甲斐もないGGになり自分の現在地、戸籍上の

現住所でなく、何処に軸足を置いて生きて来たのか自問する。

明快に自分を納得させえる答えは出てこない。迷子になったら原点に帰れと先人に言われたことを思い出し心の奥底にそんな思いもあって五島灘を見たい気分になったのか。

分かったようで分かっておらず、分かって無いようで以外と分かっていたり…訳わからない内に人生双六の終幕か、煙幕に包まれたような不透明、不可思議な人生、それでも悲喜こもごも半分半分きれいに勘定だけは合う。