野良猫の母性


定例9月議会に入り毎日議会、委員会と少々拘束されている。
特に今議会では総務委員会に一般会計の決算が付託され所管課長と予算対比支出、費用対効果の検証等々、疑義部分の妥当性について説明を求め課長の力量を問う査定の審査になる。
反対的には質問する議員の資質と行政事項に関する見識、理解度、議員の馬脚が暴かれる場面でもある。
全般的に議員の行政制度に対する理解度は低く可笑しな質問に付き合わされ困却。
会計基準自治体会計が分からない者に疑義をはさむ余地はなく、会計外の質疑、個々の意見具申に終始、審査する物差しも無ければ、勉強もしていないからどうしてよいかわからいのであろう、決算審査そのものが理解されていない、喜劇と悲劇が同時に展開する。
本来、無理な場所に来てしまったのであれば送り込んだ支持者、選挙民にも責任がある。
勉強していないから自分の質疑指摘の曖昧さが分からない、説明役もつらい立場、公務員は我慢辛抱が身上だろうがカテゴリーは猫族か。
私が議会に奉職した当時は識者が多く、学ぶ余地が多々あった、町議会のレベルは何処でもこの程度になってしまったのか、近隣町の予決算審査を見たいものだ。
あまり辛辣な事を書いていたらブーメラン現象で自損事故に見舞われるので、矛を収めるが真摯に議員活動に精進している者が居ないわけではない

今日は庭先に野良猫が子猫を連れてやって来た、鳴き声に絆され餌を与えたら自分は食べず子猫に与え自分は見張り役になった、野良猫なので分別も情もなかろうと思っていたが子を思う親の姿に感動した、子猫が食べ終わり残り物を親が食べ始めた、母性愛は人間並みかそれ以上
人は動物の母性本能に学べねばならないが母性は習って習得できるものではない。