2017 最後の夜に思う事。


本日で2017年最後の夜、あと1時間13分後に人々の煩悩を排除する除夜の鐘が鳴る。
今年は日本社会、世界にとってもツマラナイ負の一年だったのではないか、この一年が将来にどれだけの負荷を遺す事になるのか、広義な意味で社会は膨大なストレスを地中に埋め蓋をしてしまった、その内、堆積した地中ガスがある日突然爆発し連鎖反応を起こし地域紛争に発展するのではないか。
自民党政権下で進めて来た2020年、目途の財政健全化計画も臆面もなく又又先送りになった、本来なら教育無償化の前に財政再建が優先されるべきであるが政権維持、国難解散選挙の票集めの足しにされて消費増税の原資が飛んでしまった、党利党略解散の方が遥かに国難と言及した学者がいたが、私もそう思う。
アメリカも実利第一で世界をかき回しているがトランプ政権は大きなリスクを蓄積しながら関係国に内政干渉ギリギリの政治手法で迫っているが果たして国益処か国損になりかねない、自分の政権時、短期的には恩恵は有るのかもしれないが早ければ2,3年後〜10年後には大きな付けが回って来る。
仮に50年したら現在の政治家は殆どあの世行き、自民党の安倍政権、共和党トランプも歴史上最もダメ政治家の烙印を押され汚点を残すかもしれないが被害者は国民である。

写真は長崎港のシンボル咸臨丸型の蒸気船、今を遡る事160年前、 勝海舟亀山社中の青年達と、若き日の坂本龍馬が近代国家建設の為、心血を注ぎ、命懸けでこの界隈を走り廻っていた姿が想像される、今の政治家は日本の近代史から彼らに学んで貰いたいものだ。

社会情勢を別にすれば来年、私にはある意味で面白いかも知れない、何が如何と具体的に旨く説明できないが努力を要する事柄を沢山持っているという事はその中に可能性が有るという事。
何をするにしても健康第一、日々、気力耐力の維持を義務付け残り少ない時間を大切にして人生を全うする起点にする年にしたい。
                       
                   只今 午後11時49分、あと11分で除夜の鐘が鳴る。