凋落の秋、自民党。

09年衆議院選挙は前評判どおり自民党壊滅的敗北に終わる。
戦後67年紆余曲折は有ったものの政権党を維持してきた自由民主党吉田茂首相に始まり何の巡り会わせか曾孫の麻生太郎で終焉、自民に党再生の意欲は有るものの果たして何年掛かるものか。
勝てば官軍、凡庸は勝ち組に加担する、暫らくは民主の政権が体質を改質しながら続く事だろう、ソレニシテモ負け方が酷過ぎる、一人麻生太郎の責任ではなく、友党公明、自民選対、執行部の責任、有ろう事か長崎県自民の重鎮、久間章生氏まで敗北、比例復活も敗北・・・惜しい事をした。
代議士の世界は5期20年位しないと発言力、影響力を発揮できない、一人前の代議士を育てるには年季を要する。
数で勘定すれば国会においては民社勢力が勝り、地方議会においては自民党が勝る、ねじれ現象が生まれた、今日までの自民政策も見直され、民主の政策に舵が切られる・・・国家国民為になる事なら自民の民主のなんて謂わずせめて30年先の国の形、国民生活のビジョンが示されるべき。
只今、時津町議会も開催中であるが、政策見直しに伴い新たな対応に追われる事になる。
今回の政権交代リーマンショックによる所も大きい、自民党に対する官民癒着の構造に対する鉄槌でもある
国の事は国として、国の下の県、県の下の市町にも政権交代は確実に地方にも波及する。
物言えば唇寒し秋の風・・・麻生太郎氏の嘆き節が聞えて来るようだ。