弥勒菩薩


私が弥勒菩薩の事を知ったのは高校生の時、日本史の講義である。
詳しい事は忘れたが先生も弥勒菩薩の神秘的な表情に魅惑されていたのだろう、熱っぽく語っていたのを思い出す。
あれから60年近くなり、本物の弥勒菩薩像に幾たびか接見した、終末に「慈悲の心を持って生きるものすべてを救う」無限愛の仏様、東洋的な容姿と座姿、半眼半開きの眼差しは「モナリザ」を遥かに凌ぎ仏像彫刻ではどれも一級。
・・・・弥勒菩薩に魅かれて仏門に入る人間がいても可笑しくない、写真は京都 広隆寺蔵 国宝第一号。
「カンタロー」も生死の境でモガイテいる、犬があの世に行けると聞いた事が無いので冥途の旅は無いだろうが、弥勒菩薩が生きとし生きるものを救済してくれるのなら「カンタロー」の事も伏してお願いしたい処である。
9月議会で総務委員会の一員として連日 決算審査をしているが、決算審査には程遠い質疑で時間を取られ核心がずれる、決算審査のイロハが審査する議員側で熟知されていないのが原因、情けない時間を浪費するが同僚間の問題であり明後日までの辛抱。
質問に回答する課長(執行者)の力量、事業に対する熟度も個人差があるが概ね真面目に勉強している、決算審査は問い質す側の議員力(レベル)を曝け出す場面でもあり、可笑しな質問をしたら相手や仲間に笑われる事を覚悟しないといけない。
本日は国連で米国の北朝鮮に対する制裁決議案の結審がなされる日、統領トランプは中露が飲める「案」に改造した。
掛け声だけは凄まじかったが内容的には大して変わり映えのしない「妥協案」で軟着陸、結局アメリカは我が国にハイレベルの軍備をさせ軍需品の輸出を増やし肚ではニンマリかと思う、煽ればあおるほど韓国も日本も軍備拡充に走る。
我が国は乗せられているのではないか、「トランプに乗せられ・・・正雲に脅かされ」主権も行動力もない内弁慶国家に写りはしないか、代議士は男も女も不倫文化を特権の様に思っているのか芸能界並みに咲き乱れ、これも亡国の兆し。
弥勒菩薩は片手を頬に当て「サテ、ドウシタモノカ」と思案しているが厚顔無恥な奴は・・・見放して良い。