サイゴの晩餐


16年間苦楽を共にした「カンタロー」も愈々カウントダウン、昨日のドッグフードを最後に拒食反応を示す。
久留里郷から我が家に棲み家族並みの付き合いをして来たワンちゃん、只今、生死の境を朦朧、二昨日から左半分が神経麻痺、昼から眠りこけ死んだように動かない。
元気の頃に可愛がって呉れた人達が心配し見舞いに来てくれたが反応は零、スポイドで口に水を注入すれば無意識の中で飲みはする、然し乍ら力が無い、ネットで犬の末期症状を検索したらカンタローの症状はそのまま100%当たっている。
16年前の2月 ビュービュー北風の吹く寒い日に家族の一員になった、「カンタロー」の由縁は北風小僧から命名
番犬として飼育したが「愛想が良くて番犬失格」「特に忠犬でもなく脱走が得意の凡犬」、飼い主に似て特技は水泳、大村湾の浮遊ゴミを回収、7,8年前NBCテレビで「海の番犬カンタロー」報道紹介された、知る人ぞ知る私より有名なワンちゃん。
今は最後のその時が来る迄、静かに休ませてやり、人間的に扱ってあげたい。

庭内で放し飼いの為、結構自由奔放に暮らして来たからストレスは無かっただろう。
人間と人間の情も、人と犬の情も全く同じ情ではなかろうか、会話が出来ない分だけコミニュケーシュンはふれあいで築いてきた、何となく交信は出来ていたように思える。
カンタローだ逝去すれば腹心を失ったような気がするのではなかろうか、少なからず不安。

愈々9月定例議会が5日〜22日まで開会、委員会は「決算の認定」で仕事量は通常の2倍位ロングランである。

6日の一般質問は町内の交通渋滞を長崎県の問題として川平有料道路の無料開放を県に求め同時に進入路を開放、臨港道路西彼杵道路と連結しては渋滞を解消する、提案。
教育委員会には全校皆泳の実現に向けて取り組事の重要性を提言し見解を求める・・・
泳げるか泳げないかは命のやり取りに発展する、親も学校も地域も一体になり、本気になれば実現する事かと思うのだが学校はリスク回避で多分 逃げるだろう・・・・連日 猛暑が続く。