第三の力「胆力」


本日 北朝鮮が北海道上空を越え太平洋にミサイルを一発撃ちこんだ。
本邦では早朝よりJアラームが作動、官邸より緊急の避難対処がアナウンスされた、曰く「外出を避け強固な建物に避難、不明物に接触しないで下さい・・・」過って戦時中「B29」襲来を受け防空壕に避難した事を思い起こされた、2、3弾目が本邦に被弾する事を想定しての警報かと思うけど官邸からの警報にしては極めてお粗末、生徒会の校内放送レベル、外国特派員、領事館に失笑を買ったのではないかと危惧される。
「肚が座っていない」官邸はアタマこそ良いのかも知れないが「飼い犬モドキ」の集団、金正雲の方が肚が座っているのかもしれない。
気力、体力は自分を支える資本であるが、生きる力は「胆力」という第三の力、胆力は修羅場、死線を越えて体得する力「カラ元気やハッタリ、弱い者に圧力」を掛け強がるのは小心者の証
大統領の立場で脅迫まがいの言動をし世界をかき回す餓鬼男トランプなどその最たる人物、私の周辺にもおるが尊敬の対象でなくむしろ軽蔑の対象。
縄文杉の大樹は巌をも抱き盤石とする、自然の有り様に胆力を見る思い、維新の英傑、南洲は公的宴席で食べた物を喉を詰まらせ鍋に吐き出し粗相したらしい、その後 鍋の吐き出したものを一気に食べてしまいその場を収め度肝を抜かれた同席者は彼に心腹したという逸話が有る。自らの不始末を自らの振る舞いで解決する、後の西南の役蜂起、最後の自決、彼の生涯に本物の漢気胆力を見る。
正雲を余り追い詰めると「窮鼠猫を噛む」、日本が太平洋戦争に突入した状況と同じで一線を越え暴挙に出る危険性が有る、圧力一辺倒は不測の事態が招来するリスクを官邸は想定すべき。