隅田川の「ガタ掃除」


7月11〜12日議員研修で博多に行って来た、内容は「議員報酬・議員定数」に関する事。
議会議員は数より質であるから本来、定数云々よりレベルの向上が問われなければならないのであるが実態は質より親近度で投票されているから親戚代表、地域代表で顔のきいた人間が当選する、真面目に議員活動する人間より議場で寝ていても通る人は通る、講師言及の通りである。
私も4回戦で落選の憂き目に有ったけど「議員活動と選挙活動」は根本的に異なる事の辛酸を飲まされた、議員の質の低下はこのような現象の中で咲いた仇花か。
時津にも定数削減をリクエストする住民の声が聞こえる、まだ広がりは無いが火をつければ燎原の火と化す素地はある。
住民の希求する意思を反映するのが「議員の使命」この問題にも取り組まなければならない。

研修の帰路、博多の町は「ドンタク」で威勢の良いオッさん達の声が響き渡っていた・・・・
町衆の心意気を示す、山車勝負の掛け声が梅雨空を吹き飛ばさんばかりの熱気を感じた、人は多種多様な対象を拠り所にその時々を生きている、ある意味 この種の祭り事に生きがいを感じて生きれるならば幸いな事である。
不肖私も後期高齢者、死神を背中に担ぎながら日々それなりに生きている、「これで良いのか」と自問しながら生きているのが現実。

東京都知事選挙が「舛添某」のおかげで面白くなりそうだ、私が都民なら悲壮な覚悟で立候補した「鳥越俊太郎」を応援したい、「無欲無心、隅田川ガタ掃除の奉仕」懸命の使命感を持って挙手をしたように私には見える。