永田町は現代版「賤ヶ岳の戦い」。


先日のコラムに余呉湖の事を書き込んだが写真が余呉湖の既設「釣り用浮き桟橋」。
びわ湖の北端近く「賤ヶ岳古戦場」を越えた所に位置する1,8km平方の小さな湖、余呉湖漁協釣堀用浮き桟橋の実現に向け鉢巻を締めて只今、鋭意奮闘中、展示会出展の〆も出来ない内にナンダカンダに忙殺されてコラムを書き込む精神的余裕も無かった。
1583年 織田信長の後継争いで織田家の両雄、羽柴秀吉柴田勝家が国盗りの命運を賭けて雌雄を決した戦場「賤ヶ岳」ここで勝利した秀吉が後に天下人になる、予てから賤ケ岳には関心があって一度行って見たいと思っていたがこの地に有るとは知らなかった。
日本史の中で面白いのは「戦国時代」「幕末維新」近世では「終戦直後」、そして「水滸伝並みに政治家諸氏が群雄跋扈する永田町」の只今、昨今。
民主党自民党・第3極政党が戦国時代サナガラの選挙前哨戦を演じている、少なからず政治の勉強をしてきた心算はあるが、今の民主党野田執行部は「勝つ為には手段を選ばずのマキャベリスト」に成り下がってしまった、世襲廃止、公務員住宅の家賃倍増、議員定数削減、議員報酬削減等、懸案事項を断行するのは評価できるけど「選挙戦略」に間違いなく姑息に見えて仕方が無い、何で今頃になってドタバタするのか、遅きに失し支持率には反映されない、却って選挙民の立場で見れば卑劣。
今回の選挙戦は現在版「賤ヶ岳の戦い」で天下分け目の戦、勝利の女神がどちらに微笑むのか。
解散宣言して野田総理は開き直り的行動に移った、将来問題のTPP加入意向、日米安保協定等々言及しているが余命1ヶ月の人間が言及すべき事ではなく無責任な言動にも思える。

長崎2区の「福田えりこ」さんが民主を離れ他党に移籍、東京比例で立候補の様子、若年ながら挙動は凄烈にして鮮烈、支持者は失望しているが信念を貫く行動はキャリア組の代議士より遥かに勇気を感じる。
多士済々 群雄割拠の政界絵巻だが本当に正義感と見識、使命感を持った人間が当選してこの国の将来の為に働いて欲しいと思う。