山は動くか。

今日は朝から粉雪交じり・・・震えながら某社の朝礼に参加し社員の方々に年始と激励の挨拶をさせて頂く。
この不況の中で長崎県でもトップレベルの元気企業にランクされるこの会社の原動力は経営陣と従業員が家族的環境の中で一体感を持って職務に専念している事にある、私のよき理解者で相談相手でもあり感謝に堪えない。
連休を挟んで五島・宇久島に出張、「簡易浮き桟橋」の現場下見をしてきた、寒風吹き荒れる五島灘佐世保から出航、2時間余で到着した、この島は3年前の平成の大合併佐世保市に統合された。
長崎県の離島は全部行ったつもりであったが考えてみたら宇久島宇久町)は初めての訪島、五島家の始祖は宇久平氏と聞き及んでいたが平家伝説は九州の離島或は椎葉など秘境僻地に散在し何処まで史実に基づくものか怪しい部分も有り、宇久もその類と先入観を持っていたが上陸港直ぐの所に「平清盛」の「異母弟・平家盛」の銅像が有り「家盛」に因む文書・古物が残されている極め付きは「厳島神社」宮島とは趣が異なるが現存してる。
120年続いている旅館に投宿、歴史を聞かせて頂く、生月同様「鯨組」で栄えた島で離島振興の交付金港湾施設は見事なまでに整備され、港湾の一部を使い大型漁礁を製作中で離島にしては動いている感じ・・・
現場は宇久「海の駅」の一角、発想は良いが投資効果が機能していない・・・
合併に対する評価は「時期早尚」と見識のある答えが返ってきた、お隣の「小値賀島」とは対照的、目と鼻の先で何故コンナに「合併」に対する見解が異なるのか、イササカ疑問である。
国会は二次補正予算を自民の強行採決で議決した、松浪健太議員は議決を退席し棄権、渡辺吉喜議員は自民党に離党届けを提出・受理された・・・麻生総理は特別コメントをしなかったけど心中穏やかではないだろう。
渡辺氏の行動が政界再編の「起爆剤」になるかハタマタ渡辺氏の「自爆」に終わるのか、政治が「ワイドショー」的になり選挙民が関心を持ち始めた・・・果たして2度目の山は動くのか。