「閣僚の品格」が国益を損なう。


野田政権、閣僚の失言が音を潜めたと思っていたら、山岡国家公安委員長消費者問題担当相の軽率な年頭訓示が飛び出した、混迷する欧州のユーロ債が破綻し中国に飛び火し中国バブルが弾け今度は金融大津波が日本を襲う、国家の大事を前にして「云々」言ってる時ではない・・・事実である。
然しながら市場経済の動向が世界経済を変動させ、それでなくても円高が株価に大きく反映し企業は有価証券の含み益(差損)で決算内容が決まるような環境の中で冗談でも関係先(国)が破綻をするとか市場を刺激するような妄言は思っていても口にするべきではない、人物的には山岡氏など真面目な議員の方だが閣僚としては思慮に欠ける、モット、三手先、四手先まで読める人間を配置しないと官僚からもバカにされ、海外から見ればお粗末な閣僚と品格、見識を問われ、その内、更迭組と思い込まれたら交渉相手にされない、卑しくも閣僚は政府そのもの、政府=国家である。
国家の品格」とは即ち政府「閣僚の品格」総理は国士に足る人物を配置しないと前任者の徹を踏む事になる。
新年に当り「町内企業」の年始廻りをした、今年も昨年の延長で景況感は「風もなく音もなし」何となく無気味。