18日:19日五島市に観光案内板の仕事で施設系の撮影に行った。
ソンナ事情でコラムは4日振り、アクセスしてくれる数少ない方に面目ないが、務めて書くようにしているが酒宴絡みの会合、や宿泊つきの出張の場合は不可能で今回は其の二つが重なり飛ばした次第。
福江では松園邸(武家屋敷)で五島ツバキ祭りの一環で「五島神楽」の実演がなされた。
富江白鳥神社/玉之浦の七獄神社が出演、見応えのある神楽である、本来。五穀豊穣、家内安全の祈願と感謝の祭事であるが五島の演目は「国家安泰、武運長久」を祈願したものまで多彩で島の風土、民族を感じさせる独特の雰囲気がある、豪壮で素朴で簡潔である。
椎葉や高千穂は一つの演目で何十番もあり延々と36時間、続く事を思えば、五島のは短編で30〜40分、これは漁師の短気な気性から来たものか、山岳、百姓系とは趣きを大いに異にする。
神楽の中に先人達の生活の知恵を感じる、そして文書伝授では継承できない、「神気と風趣」の妙をその場に感じる。
久賀島に五輪教会を訪ねた、予てより行きたい現場であった、キリシタン迫害時代の中を命より信仰を守った明治の信者達、この世のより所を信仰に賭け、生より死を求めた明治の信者達、文明開化はキリシタンには何ら恩恵をもたらさなかった、「五島崩れ」「浦上四番崩れ」が欧米の知る所となり、外交上キリシタン禁制の高札を明治政府は降ろしたと言う。
今、五輪部落は三軒の戸数(五輪家)があり、先祖の信仰を守りつつ軒先の海で生計を立てている、タイムスリップした気分になる。
この100年前と変わらない状況はこの土地が作り出すマジックか、シカシナガラ、かの有名な五輪真弓はこの土地の産(叔父:実父?)である。
海は限りなく透明に近いブルー、私もリタイヤしたらこんな所で一年の内3〜4ヶ月位住んで晴耕雨読の生活をしてみたい、自分がもう一人いるなら、この土地にも配置しておきたいと半分本気で願望する。
島には過ってより親しくした「並内さん」が健在で奥さんに車で案内していただいた。
今度は春にでもゆっくり、釣竿片手に島を訪問する事を約束して別れる。



18日:19日五島市に観光案内板の仕事で施設系の撮影に行った。
ソンナ事情でコラムは4日振り、アクセスしてくれる数少ない方に面目ないが、務めて書くようにしているが酒宴絡みの会合、や宿泊つきの出張の場合は不可能で今回は其の二つが重なり飛ばした次第。
福江では松園邸(武家屋敷)で五島ツバキ祭りの一環で「五島神楽」の実演がなされた。
富江白鳥神社/玉之浦の七獄神社が出演、見応えのある神楽である、本来。五穀豊穣、家内安全の祈願と感謝の祭事であるが五島の演目は「国家安泰、武運長久」を祈願したものまで多彩で島の風土、民族を感じさせる独特の雰囲気がある、豪壮で素朴で簡潔である。
椎葉や高千穂は一つの演目で何十番もあり延々と36時間、続く事を思えば、五島のは短編で30〜40分、これは漁師の短気な気性から来たものか、山岳、百姓系とは趣きを大いに異にする。
神楽の中に先人達の生活の知恵を感じる、そして文書伝授では継承できない、「神気と風趣」の妙をその場に感じる。
久賀島に五輪教会を訪ねた、予てより行きたい現場であった、キリシタン迫害時代の中を命より信仰を守った明治の信者達、この世のより所を信仰に賭け、生より死を求めた明治の信者達、文明開化はキリシタンには何ら恩恵をもたらさなかった、「五島崩れ」「浦上四番崩れ」が欧米の知る所となり、外交上キリシタン禁制の高札を明治政府は降ろしたと言う。
今、五輪部落は三軒の戸数(五輪家)があり、先祖の信仰を守りつつ軒先の海で生計を立てている、タイムスリップした気分になる。
この100年前と変わらない状況はこの土地が作り出すマジックか、シカシナガラ、かの有名な五輪真弓はこの土地の産(叔父:実父?)である。
海は限りなく透明に近いブルー、私もリタイヤしたらこんな所で一年の内3〜4ヶ月位住んで晴耕雨読の生活をしてみたい、自分がもう一人いるなら、この土地にも配置しておきたいと半分本気で願望する。
島には過ってより親しくした「並内さん」が健在で奥さんに車で案内していただいた。
今度は春にでもゆっくり、釣竿片手に島を訪問する事を約束して別れる。