大村湾再生のシナリオ


「おりおん号」で大村湾無人島沿岸を探査する。
NPOの友人と2年振りに愛艇を整備し晩秋の大村湾に繰り出す、無防備の小型船舶は潮風を受けてすこぶる寒い、先般の大村における石炭焼却灰による「大村湾再生のシナリオ」研修会。
他方では「水酸化マグネシューム」による化学的ヘドロ解消法で実証試験が行われ序所では有るが前進しているようだ。
私が提唱するのは「自然の仕組み(生態系)による湾内海底環境の復元」で恒久的解消法でなければ解決した事にならない、つまりは「生物力を活用した循環型環境の再現」である、50年前は
バランスが取れていた海域環境を物理的手法で生態系を助長し解消する手法である。
石炭焼却灰は有益無害で持続力が有る、環境学、水産関係の識者も「白紙」の立場で考えれば答えは同じの筈なのに何故踏み込んで来ないのか、理解できない。
早晩、同じテーブルについて呉れると思うけど如何せん「時間」が掛かる事案。
最近になってカワイイ「スナメリ」と言えども大村湾のギャングに思えて来た。
絶滅危惧が懸念される稀少動物だから粗末には出来ないが「人間と共存」出来ても湾内魚類と共存させるのは難しい。