歴史は繰り返されるか・・・・

今日、3月3日は日本の伝統的行事「雛祭り」であるが、米国発「100年に一度の経済大恐慌」に見舞われた我が「豊葦原の瑞穂の国」の民には雛祭りを観賞する余裕は無く、本日午後より国会の衆議院本会議で再可決された定額給付金の行方のほうが遥かに関心の度合いが高く景気回復策の75兆円より早ければ月末にでも振り込まれる12000円の方が待ち遠しいのではないか・・・そんな気がする。
定例議会で「給付金の12000円」に反対し、受給申請の手続き、請求をしない人の為に「ふるさと納税」の精神で受領し「寄付」してもらう受け皿を用意してはどうか、の意見を具申した。
寄付を募り相当の額になれば「時津町奨学育英基金」を設置し経済的に恵まれない「中高学生」に基金を運用し勉学機会と支援の手を差し伸べるやれないか・・・
政治とは「生活環境を良くする為にある」の一語に尽きる、今回の恐慌は米国発ではあるがグローバル社会が形成されている現実を考えれば、今や、一国で自国の経済を支えていく事は不可能である、経済リスクに対するマネージメントも世界に網を掛け感知システムを張り巡らさねば成らない。
1929年世界金融恐慌が勃発した歴史がある、調べてみればあの時も「ウオール街」株価の大暴落が起因し、全世界に波及、第2次世界大戦の呼び水になり戦争が勃発、戦争が景気回復に寄与したらしい。
元外務省役人、日本のラスプーチンの異名を持つ、佐藤 優氏は「歴史は繰り返される」事例を引き合いに出し田原総一郎との共著で「第3次世界大戦」を警告した。
昨日、民社党、党首「小沢一郎」の公設第一秘書 大久保 某が政治資金規正法の疑いで逮捕された、西松建設からダミーの政治団体を経由して寄付を受けて来たらしい、真偽の程は不明だが一番喜んでるのは自民党総裁麻生太郎かも知れない、然しながら敵失で政権維持は頷けない。
国民識者は「確かな見識と果敢な行動力」を兼備した指導者を標榜し熱望している、時の経過の中で総理、宰相が小さくなって退化していく。
坂本竜馬、曰く「日本を洗濯してやろう」気概を持った「サムライ精神」の人物は居ないのか。