「政府紙幣」悪貨は良貨を駆逐す・・・

テレビを見ていたらオウム真理教麻原彰晃モドキの人物が画面に現れた、胡散臭い顔、一目見ただけで得たいが知れない化け者顔・・・P&Gとか云う投資会社の代表、詐欺行為で立件逮捕された。
本人が考案した通貨「円天」を無知で貪欲な一部の人達に使っても減らない「貨幣」として買わせ1260億の大金を消散させてしまい最後に破綻させた・・・これは本日の社会的事件、代表の波○○は料理屋で酒を飲みながら「警察ちゃん」を待ち被害者は自分と嘯いていた。
方や政府自民党の要職にある「某代議士」が中心になり100年に一度の難局を突破するには大胆な政策が必要と「政府紙幣」発行実現を推進する議連準備会を立上げたという・・・
貨幣は日銀が「円」で発行し、円の価値を高めず落さず国内外の金融市場を見極めつつ調節している、今回の発案は国債の発行をこれ以上増加させず社会に貨幣を落とし込み景気浮揚を図れないか、が意図らしい。
併せて円との関係は「等価」で換算、併用出来る筈との見解に立っている・・・・
如何いう通貨か知らないがやろうとしてる事は「円天」と同じ、一国一通貨が国の基本、二本立て通貨は国際的信用を損い円の価値は下落する、コチラのほうが遥かにマイナスが大きい、場当たり的な事をしてその場しのぎは禍根を残し、「円天」より性質が悪く、一つ間違えば国家的詐欺に発展、これは歴史が証明している。
時津町の議会選出監査役として例年2月に定期監査、各課の課長から予算執行の状況説明を受け監査の立場から費用対効果、無理無駄の有無を主眼に精査、3〜4年置きに課長始め担当職員等、配置換えで各課「渡り鳥」にしては結構、現場に精通しており、それなりの勉強はしているのだろう。
職員と雖も一様でなく物足りない部分は多々有るが真面目で職務に忠実な部分は信頼できる、職員研修の成果であろうか。
役所は縦社会、縦の線が切れれば「フーテンもどき」孤立を余儀なくされる、五島の赤島で「村八分」の掟を見た事があるが、「村八分」は今日社会にも現存、不透明ではあるが身近な所にも確かに存在する。