最後の金庫番

行政改革ガラミで総務省より収入役の廃止が全国的に求められ、時津町最後の収入役、土井口氏の定年、歓送慰労会が某割烹であった、「実直と言う二文字」を鉢巻に書いて頑張り抜いて職責を全うされた・・・公務員が大過なく定年を迎えるという事はご本人にとっては至福のことであろう、何はともあれゴクロウさん・・私も議員やるまで外野席から役所を観察してきたが昨春より時津町監査役で内野席から役所の仕組みを見てみると今まで見えないものまで見えて来る・・・
大阪府知事に橋下氏が当選した時、一番当惑したのは府の幹部職だったらしい、曰く「何を言い出すか、解らん」から怖いと言うのだ、面白くないなら「辞めれば良い」と思うけど職員は待遇が良いから辞めて苦労するより、我慢するほうが「得策で楽」が出来るから決して辞めない・・・一般社会の価値観と異なる価値観と人生観がこの社会には存在する。
「善し悪し」を計る物差しは当てられないから何ともいえないが窮屈な密室のようであるが、彼等にとっては居心地の良い場所なのだろう。