好漢・人間「安倍晋三」を慰労。

自民党総裁で日本国の総理、安倍晋三氏、突然の辞意表明が午後2時に報道された。
決断の原因は「対テロ措置法」の延長に向け、自分では野党の合意が取れないから、の弁
国会対策はこれからなのに、それだけの事で辞意とは与党内にも疑問視する声が上がっているが真相は不明である。
ネットの記事では15日発売の「週刊現在」に報道される平成3年の相続税、脱税問題が関係しているのではないかと疑問を投げている。
辞意表明の記者会見を聞いていたら・・・二人の宰相が頭によぎった。
突然の辞意は日本新党細川護熙氏と非常に共通している「殿の乱心」と評されたが、就任時の人気度は安倍さん同様非常に高かったが平成5年、8ヶ月の短命内閣であつた。
日本の名士、坊ちゃん総理で育ちのよさ等、外観的にも体質が似ている、併しながら、温室で育っているので修羅場に弱い・・・プライドは高いから傷つくのは怖い・・
自民党は後継人材は多彩であるが高潔さに欠けるので多難である。
もう一人は昭和の苦労人宰相「竹下 登」、中曽根康弘総理の長期政権の後を引き受け、人物・経験・派閥の力学からして長期政権が続くと推測されたが「リクルート事件」に引っかかりコレマタ短命で1・5年位しか持たなかった、彼は後年、周囲に観念的口調で「政権には巡り合せがある、ガッバッテモ如何しようもない、これは宿命のようなもの、と述懐していた。
安倍総理も小泉長期政権の後任役で前政権のツケと閣僚人事、脇の甘さから稚拙さが露見政治評論家の言葉を借りれば「政治的自殺」をした事になる。
幹事長に建部氏のような用心棒的人物を配置して置けばよかったのであるが、アトの祭り
政治家として稚拙であったが人物的には好感が持てる男であった、登場が早すぎた・・、 時日が経過すれば再起の余地はある、ご苦労をネギライタイ・・・