国士無双


安倍/細田派が麻生派と談合、9月の総裁選に向けた多数派工作も最終段階で水面下では7合目位まできたのだろうか。
先日、田原総一郎小沢一郎と立憲の枝野幸男党首、三者討論が放映された、印象的だったのは進行役の田原総一郎安倍総理は「国家の事も、国民の事も全然、考えていない、考えているのは自分の延命のみ」と吐くように切り捨てた事であった。
小沢一郎、枝野党首に対する批判も多々あるが信念を持って政治活動している点については他の追随を許さない、彼らのほうが遥かに人物に見える。
小泉進次郎氏が国会改革を唱え行動をするような気配である、親の純一郎氏のDNAを受け継いだ反骨精神とパワーで正面切って宣戦布告してほしい、田舎議員の私から見ても国会が機能していない、官邸に忖度、顔色みて右に倣えでは頭が5,6個あれば十分という事になる。
質すべきはプライドも行動力もない規格品以下の代議士連である。
国会議員たる者は国士の矜持を持ち国会で活動してもらいたいものだ、国民の目にも安倍麻生連合軍の反対側にいる人間の方が遥かに真面目で国士に見えるのではなかろうか。
一国の総理大臣は本来「国士無双」と崇められる人物でなければならない、国際社会で是非を鮮明にし国益に叶う言動を願いたいものだ、小泉純一郎氏が脱原発で過って政敵と怨念を超え将来日本の為、連携し社会活動をしている、行動の根拠は自分が政権を担当している時、原発推進してきた事に対する自責の念であるらしい。
彼の言動は分かり易くて好感が持てる、息子の進次郎氏が脱原発で安倍麻生連合軍と対峙し新たな勢力で国会改革をぜひ実現して貰いたいものだ。