中秋から晩秋・・・

昨日9月1日、満を持して「阿倍晋三」官房長官自民党総裁選に立候補の名乗りを上げた、報道によれば自民党国会議員の7割が支持に廻ったという事である。
勝ち馬に乗るとはこの事か・・総裁選の現状は出来レース、消化試合にも等しい・・・
トモアレ阿倍さんが総理になれば私も選挙がし易くなる、小泉から阿倍に派閥のシガラミを超え清新な内閣が発足するのはこの国にとっても幸いな事で国民も政治に関心を示し選挙に行く。
阿倍さんが首相になれば長州(山口)から何人目の首相か、明治の政治風土が今日まで脈々と継承され「男子の本懐」を目指し永田町の「国盗り合戦」が展開する、この政争が党派間の摩擦を生み自民党の活力源であろうか・・・過っての密室謀議からすれば隔世の感がする。
選挙民は「分りやすい人」「行動的な人」「自分の哲学」を持っている人を求めている、簡潔明瞭に語り掛ける事は選挙運動、支持者を拡大して行く上で極めて肝要な事である。

9月になると急に秋風が吹き、虫の声が心地よい・・・時折 鈴虫の鳴き声が聞こえる
春・夏・秋・冬・季節は人生そのものである、私の年代を季節に例えれば中秋から晩秋の過程であろうか、一年(一生)で一番しのぎ易い時季でなかろうか、絶対的、義務的な事は過去に果して来たし、極、限られた周囲の人間関係の中で生きて行けば良い今の環境、これは会社を併合させた結果、出来た事であり有難く思わねばならない・・・これで終りではないが最後まで最善を尽くし有終の美を飾りたい・・これが「私の美学」。
今日は一番上の兄貴(亡)の写真を持って船にいった、生きている時は「折り合い」が悪く意見衝突ばかりしていたが仏さんになれば喧嘩も出来ない・・・世話に成った事ばかり思い出す・・・墓場が近くなって来た兆候かと少々不安・・・彼岸も近づいて来た。