「未成人」社会

夏の終わりを感じさせる雨が降っている・・・・
若い時は正面から受けて立ち、乗りきっていたが、ダンダン意欲が失せて来たのは体力のせいか、老化のせいか、弱気になる。
それでも同級生と比較すれば10年の差はある、大して自慢にはならないが精神の若さは
貴重である。
最近、未成年の事件が連鎖的に多発し社会を震撼とさせている、根本的には家庭内教育の欠如が起因していないか?母親の思いやりが滋養になり幼児は心の成長を遂げる、コミニケーションが失せ愛情が失せ、子供は動物的に成長し分別も常識も弁えない大人に出来上がっていく・・・成人であるのに「未成人」これは本人と言うよりソンナを教育した親の責任は多大である。
先日、ある支持者からこの手の相談を受ける、聞けば22歳(男:一児の親)が高校生のガールフレンドを巡り傷害事件を起し警察沙汰になり、周囲の親族が和解金で済ますか本人を刑務所にやるかで思案している・・・
まさに「未成人」の事件である、社会人は自己責任が求められる、全ての責任は本人にあり、当事者が事の解決にも対応せねばならない、手を貸しては還って本人の為にならないと助言した。
荒廃した心の治療は優しさと厳しさが処方箋でなかろうか、一朝一夕には治療できないが
立ち直った事例は枚挙を厭わない、教育者である父母は毅然とした態度を動物に学べばよい鳥禽類は特に厳しく子を育て一人前に仕上げていく、その過程には感動スラ覚える。
この年代の子供達が少子高齢化の社会で主流を占める2〜30年先世の中はどうなっていくのか寒気と憂いを感じる。