ニワトリ問題は鳥インフルだけでない。

今日は2月1日、如月の初日である。初日からコラムを書けるのは何と無く充実、感あり。
如月の語源は「寒さの為、衣を重ね着する」意味の「衣更着」からと云う。
万葉の昔から本来なら寒中の寒で一番寒い季節であったのであろうか、現在は寒波と暖波の不連続で塞翁が馬の如くに有らず「暴れ馬」モドキで気候が読めない、自然の生理が狂ったとしか思えない。
取引先と鶏糞の再利用、若しくは経済的処分方法について事業化出来ないか相談を受け、佐世保に行くついでに千綿(東彼杵町)の現場を見に行く、10万羽の鶏舎が山頂にあり周辺に鶏糞臭が漂う、一日約15tの鶏糞が発生し対応に手を焼いている、肥料化装置は有るものの、肥料が商品として売れない問題があるらしい。
現場で調査をしていたが悪臭で頭が痛くなる、目も刺激を受け痛くなる。
これは鶏にとっても大変なストレスではないか、と疑問を持つ、快適な環境は鶏の生理、卵にも反映されるはずであれば、逆も又、当然の理である。
養鶏場が鶏卵製造工場に見えた、いつか天ヶ瀬に水耕栽培の野菜施設を視察に行った時も思ったが食料が工業製品の如く生産システム化されている現状はミカケだけの食物で大地の恵み、自然の恩恵とは無縁の処で全てが人工的に標準化され機械的に生産されている、巷間、人間性を問われる現在であるが、案外、識者の指摘する「食物」に依るのではと改めて深刻に感じる。
夜、自民党の選対会議、時津の投票率が悪いので如何したモノか、と論議する、根本の問題は投票率を上げる仕掛けも問題意識を誰も持ってない処が問題である、「ナントカセンバ」と思うのなら先ず目標設定をしなければ実現できない。目的が出来て、手段と方法が検討される、5%には5%の方法、10%には10%の手段を講じて初めて達成できる。
その気になり、広告代理店に権限と予算を付与すれば事は解決するのだが。
帰りに三役で新人議員の入党問題で意見交換する、何を今更の思いが募る、考えが異なる人間の集団は徒党であり、群れになってしまう。
組織は同じ価値観と同志的結束で構成されるべきで、同床異夢ではいけない。
幹事長に断固たる姿勢で対処すべし、と進言する。
物事を曖昧にすれば実態が霞んでしまう、小なりといえども磐石の如く、である。
明日は金子原二郎候補が時津7工区に入ってくる、誘導してやらねばならない。