この世はおかしい・・・

彼岸に墓参りをした、外海の墓所は潮風が吹く高台にあり、墓から見る五島灘の眺望は海面が鏡のように銀色に輝き重たく静かな趣がある、墓所に至るあぜ道に彼岸花が咲き死者にはなむけの献花をして呉れている。
墓所を立てた長兄は母を追いかけるように急逝、64歳で有った。
私は既に長兄よりし10年以上長生きしており余命は不明だが70過ぎれば順番は無いわけでお迎えが明日かも明後日かも知れない。
同じ場所に壮麗な墓碑が3基建立されていた(写真)年代物の墓であるが同型同寸、多分仲の良い三兄弟の墓だろう。
死んでしまえば第一巻の終わりで最後は犬猫同様いきもの全て土にかえる、これは自然界の絶対的法則で不可侵の事、他家の墓ではあるがこの3基の主に少々興味を感じた。
そんな折しも今日は友人の通夜に参列、享年71歳、五島出身の気の良い男だった、聞けば肺がんが原因、仕事柄の職業病か、彼も人並み以上の善人、何故善人が早く行くのか。
悪党が長生きして幅を利かせる日本社会、この世はおかしい・・・・
北風とオカシクなったトランプアメリカ、中国に幼稚園のケンカじみてると揶揄された。
トランプのような人物を大統領に据えるアメリカも分別のない国民性は否定できない、私には言動不一致のハッタリ、予測不能の大統領と崇める支持者がいるのかも知れないが世界中が迷惑する、信念も使命感も零、銀行、ウォール街と結託しあぶく銭をかき集めてきた世にも珍奇な卑しい輩にしか見えない。

ともあれ、日本は明日、総理が自ら解散宣言、総選挙に突入する、自民は叩かれているが、自民党の為にはバランスのとれた2大政党誕生が望ましいのかもしれない。

解散の大義が問われ安倍蘇歳の説明は「消費税の使途変更」「教育支援」、この位の事は国会で決議すれば済むことで解散には値しない、今回は国民を愚弄している。
私も自民党の地方議員であり、説明がつかない、対でモノが言えるなら本気で「気は確かか」と質したい。