小池新党「希望の党」 出帆


安倍総理の解散表明より一足先に小池都知事が新党記者会見を開いた。
強烈な先制パンチ、鮮やかにボディに一撃を与えたダメージは選挙に反映される、総理は平静を保ち大人の対応をして見せたがそもそも「解散動議」そのものが意味不明で党利党略解散と揶揄されても反論の余地はない、自民党が現状持ちこたえているのは民主の失点によるもので自民党に対する評価点ではなく、第2党の「民主よりはマシ」というだけの事。
都議会選挙で証明されたように民意を反映する「期待できる党」が出来れば票は流れる、安倍総理は「保身解散」で自ら墓穴を掘るかもしれない。
政治が社会を維持する現実、「公明正大」に選良が選良たる仕事をして社会も国民も安定する論理からすれば現状は可なり乖離しているようだ。
先日「里山さるく」で一年ぶりに岩屋に登山行、山頂で顔見知りの知人に会い歓談する、現職時代に多々お世話になった知人ではあるが退職後、登山に拠り所を見つけたようだ。
定年後の自分探しで男性は迷子になり「引きこもり症候群」に落ちいる、と報道されていたが今や子供の不登校「引きこもり」より大人の方が社会問題になった。
皆が上手に「自己再建」できれば活力ある「高齢者社会」が出来るのだが、摩訶不思議、引退後「臆病神」とり憑かれる者がナント多い事か、何故か当事者にもわからない。
幸い私が主宰する「里山さる/ウォーキングクラブ」はリタイァ組の参加者で溢れ、煽られ、引き籠る余地は「0」、元気印のシニア連合が出来上がった、健全な組織は「人が人を呼ぶ」有り難い事である。
「山岳行」も「里山ウォーキング」も決して楽ではない、結果的に達成感で報われるが登っている時は苦しくて自分との闘い、お互いに「パワー」を提供しながら頂上を目指し皆の力で到達している、自分自身を𠮟咤激励、片一方で互いに励まし合い乍、同じ目標に向かって時間と空間を共有する連帯感こそがグループ登山の魅力である、仲間の皆さんに感謝したい。