大村湾なまこ漁


写真は「龍神丸船首」 
大村湾はナマコ漁の最盛期、沿岸の漁師が満を持して出漁、私も17,8年ぶりに乗船させてもらった。
年末の23日、平常は波静かな大村湾もどういう訳か昨夜来の荒天の影響か、寒風吹きすさぶ海上で漁師が伝統の底引き漁法で沿岸域をゆっくりと曳網する。
2回網を引き揚げたけどあまりの強風と不漁に付、2時間余で船長共々退散する、友人は数匹のナマコを呉れたが勿体なくて断る、帰りに漁協で買い家には持って帰った。
大村湾の漁業現場を垣間見る思いで一次産業の厳しさを痛感、これから先食べるナマコの味も又、格別なものになりそうだ。

長い事努めて来たシニアクラブ冬の集い「望年会」も無事終了、これで年内の行事は全て完了、大晦日までに今年の残務処理をすれば新年。
今年ぐらい多忙で東奔西走した年は無かった、昨日の挨拶の中で「何事もない事の幸せ・・・」を東日本災害現場ボランテア体験談と合わせて話したが、どこまで理解して貰えただろうか。
現地に行きその場の空気を吸わないと現実の事は分からないのが当たり前かもしれない。