「修羅の海」諫早湾・・・有明海。


暮色に映える有明海諫早湾の干潟 干潟の表情も銀色に染まり中秋の彩を見せ、埋め立てられた道端にはコスモスの花が咲き誇り開門賛否に荒れる漁業者の騒動を束の間、忘れさせてくれるこの一帯は豊かな山川草木が日本の秋を謳歌している、遥か前方に見える凸部が別名ギロチン。

久し振りに小長井漁協を訪ねる、諫早干拓調整池開閉問題の中心現場に立つ漁協であるが「牡蠣」シーズンを前に閑静な雰囲気、ノロウイルスに対する「殺菌処理」のシステムについて助言を受ける、ノロウイルスの牡蠣中毒事件以来、保健所の監督が厳しく衛生管理は最大の要件。

帰路、写真撮影 思えば「諫早干拓調整池用の堰」閉鎖のその瞬間に遭遇した時も仕事中であった、1997年4月 15年の歳月が経過し工事そのものは完了したにも拘わらず諫干問題は尚暗礁に乗り上げ問題を益々複雑にしている、湾内環境も有明海の中央部、佐賀県との境界海面に貧酸素海域があり赤潮被害の原因を作っていると識者の見解が報告され社会問題から環境問題、周辺住民の経済問題に波及し波静かな有明海は泥まみれ修羅の海と化した。

あと15年したらドンナ状態に成っているか大いに関心がある問題ながら、多分私の寿命は持たない。
三党党首会談が不調に終わったと思ったら「野田総理」も観念したのか急遽「臨時国会」召集に踏み切った。会期30日は11月中旬解散 投票「12月9日」に辛うじて間に合う、選挙モード突入
民主党は歴史に残る選挙結果を国民からプレゼントされる。