竜頭観音ヒストリー


竜頭観音に福音を待つ・・・
私の大切にしているお財の一つがこの掛け軸、25、6年前、ある事情で知人から預かってまま私が今日まで保有する羽目になった。
ご先祖が大村湾重臣で代々大切に継承されて来たらしい、画家は不詳、画号を判読できない、観音様の顔の表情が慈悲に溢れ実に見事な筆捌き、多分、菩薩画で名の有る人だろう、観音菩薩もマリア様も描画体としては同一、合掌する人間の内面で対象が異なる。
私は「カトリックの信者」だが私の中には「マリア様も観音様」同居し「マリア観音化」している。
「龍」は権威の象徴、その龍頭を足下に経典を携え教化せんとしている姿は眩しく神々しい、過っての所有者に返却できれば幸いであるが消息は不明である、人生はミステリアスな片道の旅。
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東京の方から激励のメッセージを頂戴した、有難く拝聴する。
リベンジを問われたが私の中では議員職は「ある目的」を達成する為の手段、道半ばで不本意な結果を宣告されたが現在の議会事情は予断を許さず、使命感を持つて人生を全うの精神は堅持します。
一度は都落ちした我が身ながら40年若ければ単身でも上京し再出発したい気持は少なくない。