老いて、尚・・・

栴檀は双葉より芳し・・・」
出典は平家物語の・・・ある件(くだり)。
大成する人物は幼い時から普通の人と雰囲気が異なるの喩えである
高度情報化社会の現在では死語になったのではないかと思えて仕方が無い、社会は利害得失で人間関係が構築されバランスが取れている内は正常、バランスが崩れた段階で無関係の関係になって終う。
若くは無いが不肖「私」は常々ひと味違った人物を標榜し努力をしている心算である。
その為にはシッカリした見識を持ちバランス感覚を弁え、物言う勇気、行動する勇気、他者を許容する勇気、そして試練を友とし今日に滞らない精神性。
芳香は無いが、「いつ如何なる時も老臭を放たず」出来れば「無色無臭」の存在でありたい。