桂月に思う。

只今:9月26日・午前0時12分、今晩は中秋の名月であった、10時過ぎまで友人達と歓談して見送りがてらに夜空を見れば満月が煌々と地上を照らしていた、35年前の名月の日に誕生した4番目の3男に名月(桂月)に因み「桂」と命名したのが、つい昨日のような気がしたが今は昔である。
殺伐とした今の時代に今夜の名月を観賞した人が何人いたであろうか・・・
福田自民党総裁が誕生し執行部役員が決まった、顔ぶれを見れば、皆、見覚えのある顔ばかり・・此れでは改革出来ない、小泉以前に戻った予感がする・・・オマケニ次期総裁まで視野に入れた合従連衡で「麻生包囲網」を作って見せた感がする・・此れでは国民は納得しない・・・民社に敵失の機会を与えたようなものである。
時津・長与の合併問題は棚上げされたのか「風が吹かない」、住民は無関心なのか*諦観しているのか*声が聞こえない今回の選挙の最大の争点に成って良いのに両候補はこの件に言及していない、しっかりした争点が見えて来ない。
合併に対する議論の中で合併町の悪例(デメリット)が流布されているが、近時的には良い事は少ないのは当たり前で真の経済効果は最低でも15年後、財政事情が良い市町が近隣の悪い市町を包含する考えがいる、単体市町が市町だけで繁栄する事は有り得ない「わが町は・・・」と言う首長がいたなら「ジコチュウ」子供と同じで早晩、失脚の憂き目に会う・・・合併せずに行政を打てるならそれに越した事は無いが国県の財政事情がここまで来たら・GIVE UP・市町村の再編・統合しかない、バブルの後、空白の十年を乗り越えいざなぎ景気を超えたのは身を切るような企業間合併で国際競争力を再現した日本経済界と同じで犠牲が伴う、先ず削減すべきは・代議士を初め公務員の数と給与である・・・合併を否定すれば最終的には自治体は自立自営を求められ住民の税負担、受益者負担の原則で高額負担を容認せざるを得なくなる、最終的には「ソレデモヨイノカ?」と言う事だ。
国は2011年に基礎的財政の収支を+/−=0にする為、今必死になっている・・これはそのまま市町にも降ろされる、モロに示せば自民党政権は瓦礫の如く崩壊し政権を奪取されるので本音の部分はタブー、首長は私心を捨て住民に仕える心意気で歴史に恥じない判断と誘導をしなければならない。