超「イザナギ景気」・異議(疑)あり

帝国データバンクの発表によれば「イザナギ景気」を超え、尚 拡大基調にある・・
・・報道を裏付けかのように、財務省は06年度一般会計の税収が49兆円にも迫ると、歳入を当初見積りから再々修正した、小口事業者に対する消費税新規課税も増収の源泉であろうが、景気を税収の増加現象を見て決めつけるのは早計である。
データバンクは同時に全国9800社から景況(感)調査をし、その分析を報道している、現実には対象企業の80%が「イザナギ景気を超えた実感は無い」と回答し、「実感あり」は僅かに3,7%である・調査は大企業・中小企業・業種・地域もランダムに採択いるので作為はない、この結果を如何解釈すればよいのか。
ほんとうに実態のある景気なのか。
5%の企業で「イザナギ景気・以上」を創出、持続している、というのだろうか?
おりしも、トヨタGMを抜き売上世界一で23兆円と決算見込みを上方修正、利益も2兆円を超える可能性が報告された、半導体・自動車が良いのは時代を反映しているので理解できるが、95%の企業が「異」を唱える状況では好況とはいえない。
特に長崎は益々悪化している、此れは私の実感、30年も事業をすれば感でも分る。地場の中小企業にはベトナム戦争のような暗黒時代が続く・・・。
・・・ホントの景気はミンナに配分がある景気・・・・・・・・・・・・・・・・。