補正予算の是非。

宇久島からやっと開放された、現地工事を指揮していたら一時関係した幼稚園の理事長が急逝された、との訃報が入る、4月5日時津町戦没者追悼式で見かけた時は元気そうであったが人の命は分らない、病名は心筋梗塞であったらしい。
兄弟身内で確執の連続、心の中は休まる事が無かったのだろう・無欲無心になれば何事にも執着せず「平成心」で存命出来たものをと、ご冥福を祈る。
先日刊行された独立行政法人雇用・能力開発機構長崎センター」の機関紙「IPPO」、紹介記事文中で私の信条を「百年無人生」、明日死ぬかも知れない人間の運命・・・基軸は「今日、生きる」事にあると、言明したが翻って考えれば明日は我が身である。
宇久島の帰り、海上より細長い列島の山嶺と豊堯の海で漁する漁船を時間を忘れて見ていたら思いの他、早く佐世保港に到着した・・・宇久島では色々有ったが宇久の人々は純朴でナベテ優しい、この度は仕事柄みで何回も行く羽目になったが恐らくはコレが最後であろう・・・何となく余情を感じる。
麻生内閣「平成21年度補正予算」を15兆円計上するようだ、本来補正予算は中間・下期に新たに生じた事業に対応する為で当初年度初めに検討されるのは極めて異例、これも百年一度の事態を踏まえての対策と考えられるが、イカンセン生活密着度からすれば何となく不明瞭・・・分り難い。
民社の管副代表がぼやいていたが、民社提案を部分的に横取りしたのではないかと思える節もあるが追加経済対策の中身を見ればコレで景気回復とは読みが甘い、中小企業対策、貸し渋り資金融資対策を立てないと回復基調の芽がでない、内容を見れば選挙対策の追加予算色が濃厚である事は一目瞭然、あまり面白くない。