守屋天皇、地に落ちる。

衆議院のテロ防止特別委員会は本題をそっちのけで防衛省守屋武昌事務次官を証人喚問し出入り業者との癒着疑惑について真相究明、疑義を質し紛糾している・・・
現職時代は大臣も凌駕する大物次官として「守屋天皇」とも影では称されていたらしい。
官房長時代は職員の「倫理規定監督の立場」にある中で自らが倫理を無視した行為は万死に値し・・・防衛省の職員・隊員の努力を棒引きする反逆行為は断罪されて良い。
地検幹部の言を借りれば証言は「言い逃れが出来ない部分は認め、肝心の便宜供与について否定すると言うのは想定の範囲・・・コレで一件落着と言う訳には行かないと、含みを持たせた・・・とある。
巨星も地に落ちればタダの邪魔石、権限を与えられたらタダの凡人でも日突然権力者に変身し暴走するが反動を恐れ諫言出来ない、立場、環境が人を作り変える憂うべき事であるが立場は一過性のもの、畏敬の対象にはならない。