幸福度を考える。

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北帰行のツル

2月11日付けの長崎新聞読書の広場「声」に私が投書記事が掲載された。

テーマ”相次ぐ不祥事「選良」どこへ” 河井元法相夫婦による買収事件,元農相の収賄疑惑、挙句の果てにコロナ自粛期間中に現座のクラブで豪遊~枚挙を厭わず「これでもか」とばかり、安倍政権から菅政権、エンドレスである。何人かの知人達からよく代弁してくれたと、お礼や激励の電話が届いた。

私には10年ぶりの投書、怒り心頭でこんなに義憤を感じたことはない、自民党本部から送られた選挙資金の1億5千万の内、1億2千万は政党交付金で国民の税金であり、自民党本部の妖怪が秘密裏に資金提供したようだ。

82才妖怪が2匹、胡坐をかいて仕切っている、将に老害で見識も常識も無い。

安倍長期政権でこの国は衰退の一図を辿り、私のような「田舎っぺ」から見てもこの国の将来図が見えて来る。

この国が抱える国難ともいえる少子高齢化に伴う人口減少、後100年すれば人口は5000万人前後、その中で中国人2世が2割位占めているのではないか。

日本国民の幸福度は2020年度国連調査で62位、ベスト10は北欧圏が占めている。

タイ国やインドネシアより低位に属し、先進国の中では最下位、これこそが国難

法律の番人であるべき法相が率先して法律を破り、事実無根と無罪を主張、辞職もせず

開き直っている…亡国の前兆。

残念乍、日本に誇れる材料はなく、破壊しないと解消できない事ばかりであり、政治の貧困、選挙民の見識が恨めしい。

鹿児島県出水のツルがシベリアに北帰行に入った、彼らは気流を読んで北西の風に乗り山頂の空を飛んでるようだ、老い先短い命だが汚職と腐敗に満ちたこんな国から北国逃避行できるなら新天地を求めて突破したい気になるが・・・・老い先短いだけに残された時間の中で「未済」の事をなし呵々大笑して往生せんばとも思う。

 

 

 

民意はDocomo?

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民意はどこに?

元大統領トランプ氏の弾劾裁判が米上院で評決があり、賛成57対反対43で否決、

単純多数決なら賛成多数で有罪だが、弾劾に関しては2/3の賛成を要し不調、10票

不足したようだが、トランプ党と評される保守党の中で7人の勇気ある造反議員が賞賛されているようだ。

写真はマコネル上院院内総務、最後は否決側に廻る、暴動事件直後は誹謗する側であったが評決では多数派に寄る、ダブルスタンダードである。

写真表情をみれば苦悩と自責が垣間見える、なぜこんな顔になるのか可哀そうな男…。

こんな顔で仕事をしなければならない・・・憐れな「NO1」。トランプ政権で夫人が運輸長官に抜擢され、トランプ流の操縦術で夫婦とも「去勢」された旦那の(*_*)。

「去勢組が多勢主流派」「正論派が少数非主流派」世の中、可笑しくなってしまった・・・嗚呼~無念。

蝙蝠人間は世界中に分布してるナ~私の感想、多分、同じ思いで嘆いてる者が多かろう

永田町にも多士済々、ゴロ巻いて百鬼夜行、国民の税金を食いものにして私腹を肥やす「獏」のような動物が議員会館に屯しているようだ。

安倍政権、菅政権と「疑惑のコンビニ」暴露されるのは氷山の一角、現実は100倍か。

私も足掛け20年議会に身を置き痛感した事は「議会人に必要なのは勇気」「何が真実で何が正義か、是々非々の勇気」それ以上のものはない。

トランプは食わせ者で、今日まで人を喰って生きて来た悪党、腹の座った漢だから「優しい紳士」は戦えない。

政治家の軸足は民意の把握と反映が基本中の基本、1丁目1番地のはずが二流政治家の世界では「民意はdocomo」かしこも何処かに蒸発してしまったようだ

「毒を持つて毒を制す」処方が必要、永田町の自民党も2世3世優男ばかり、外国に行って独りで戦える人物は悲しい哉・・・居ない。

面白くない団体だが「NHK・・・」「…新選組」の人間達が分かり易いだけ受けが良いのも理解できる。

昔の「横山ノック、青島ダァー」と同じで政治が劣化した反動で別世界の人間が現れるがかき回すだけ・・・・こんな現象は亡国の前兆。

 

 

 

 

緋寒🌸桜に・・・・・

緋寒桜の独り言

思わぬ展開で痛恨の極みを味わう事がある。

見えないものを見る事を「予見」とでも云うのであろうか…

見えないものの代表格は人の心、見ていた心算、読めていた心算でも「隠れた本性」が有る段階から露見する。

次はいつ来るか分からないチャンス、金の動きもそうだ…自分の懐に思わぬ大金が入ってくのか、運命、病気、死神 etc 沢山存在しないものが存在するようだ。

4年間の育てて来たJICA案件、大詰めにきて思わぬ展開を迎える事になった。

これ以上、深入りする事は関係筋に多大な迷惑を掛ける事になり、すべてリセツトさせる為に私自身が役務返上した。

事業実施後、挫折頓挫する事が予見される材料を抱えて出発させる事は無責任である。

「提案者の自分が自分で芽を摘まねばならない」無念さは情けないくらいである。

人間関係を反故にする部分があり、信頼関係に有る人々の信義を瞬間的に裏切ることになり、慙愧に堪えないが面子を恐れず、全人を敵に回しても英断する時はする。

身近な友人と思しき人間の本性をこの事案で透視でき整理できた事はお粗末な収穫。

島原半島国見町に神代小路、昔ながらの侍屋敷県の有形文化財伝統的家屋群がある。

毎年、2月中旬、寒梅と緋寒桜を鑑賞に行く…鮮やかに穏やかに300年の年月を重ねて

健気に咲き誇る、今年の2月はある意味で最低の場面に遭遇したが、視点を変えれば膿は摘出、処分しなければ命取りになる、人間関係を整理しても犯罪にはならない。

来年の2月はコロナも収束、健やかに緋寒 さくらを見れそうだ。

 

 

山道の枯れ葉

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山道の枯れ葉

プログの扱いを如何したものか、悩ましい日が続く。

議員現職の時は日課の一つと思い丹念に問題意識を以て執筆したが、断捨離を心に決めのらりくらり~している内にプログ断筆も断捨離の範疇にせんばかな?疑念も湧き迷走して来た。

書く事、示す事は自分自身と記録を読む不特定多数の人々に思考と志向を伝える事で、小さな宣言である。

有る時は自分の宣言に縛られ不都合な場面に遭遇する事も多々生じるが、概ねの処、言行一致を余儀なくされ「せざるを得ない」という絶対的な状況に自分を追い詰める事は

結果論として良い結果をもたらす場面が私の人生経験の中では多かった。

私も齢八十路、風前の灯火がゆらめく名もなき山寺に・・・足元を見れば積った枯れ葉の中にひときわ鮮やかに枝離れした櫨の枝葉、鮮やか過ぎて悲しく映る。

自然の摂理サイクルは人間も樹木も機会均等に分配されており、人間社会の宿命を儚く考えるのは人間の勝手であるが、自然界の仕組みを観察すれば諭される事が沢山ある。

アメリカでは大統領選挙に疑義を唱え現職のトランプ氏が支持者を扇動、暴動に発展させ、不名誉な弾劾裁判の告発を受け連日、分刻みの報道がなされている。

地位も名誉も財も占有した、老獪な人物がこの上、何が欲しいのか。

理解に苦しむが、餓鬼道の誹りは免れない・・・子々孫々に至るまで汚名を免れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巡り合わせ~。

人生の終着駅に近づいて多々思い知らされることが有る。

「努力は実る」は私の信条で是とする処だが、必ずしも確約されない事が多い。

成功に努力は必須要件であるがその裏には10数倍の挫折者が居るのではなかろうか、振り帰れば私より真面目でコツコツ型の友人知人達が道半ばで挫折、自ら命を絶ち生保給付を受け弁済を果たした者が数名いた…。

彼等は人一倍努力し、家族や友人達も大切にし、好人物であった、その反対側には狡猾に世渡りをして財を成した知人達も数知れず居た。

過って総理大臣迄上り詰めた竹下登氏が「人間社会の巡り合わせにはどうしようも無い」と嘆いていたのを思い出す……。

私の家族構成においても、5人の子宝に恵まれたが、夫々の子供たちを世界人口70億人の中から選択した訳ではなく、偶然と偶然が重なり人智を超えた巡り合わせの中で、家族を与えて頂いた、将に奇跡が奇跡を生み奇跡が奇跡を積み上げてきた結果である。

不可思議なこの世の仕組み~この巡りあわせは自然体で謙虚に有難く受け止める必要が有るようだ。

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椎葉村厳島神社にて

 

 

JICAラオス「努力は実る」。

窓からの風景/満月の夜桜

2年間のJICAに申請を続けたラオスのおける草の根技術支援事業が採択された。

私の信念は「努力は実る」、将にギリギリの処で思いは通じた、気障なようだが男一匹「死に場所を得て死に花を咲かせる」機会を得た心境である。

熱意を受け取って呉れたJICAの関係者に感謝したい、然し乍ら現場での3年間に及ぶ作業は計画書作り以上に難易度が高く極めてリスキー。

情熱だけで目的を達成できれば易いのだが、多分艱難辛苦が渦巻いてるだろう。

私の2階から昨日は「満月と満開の桜」が同時に鑑賞できた、私を祝福して呉れているかの様に。

やんちゃやってた時代の高校時代を思い出した、半分生意気盛りの友人達と「花札」に明け暮れ「月みて一杯、花みて一杯 鉄砲云々」今宵は本物である。

彼の友人たちは今は昔、何処に居るのか、果てているのか。

この私が、この時期に得た役割は天命か、宿命か、はたまた召命か。

 

「善いパートナー」は何処に。

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今国会は「桜をみる会」の質疑に終始、不明瞭な事が国民の前に暴露され安倍政権がまたまた馬脚を顕した。

自民党”安倍長期政権”の弊害が共産党女性議員の追及によって暴かれ政権の支持率は下落、外交で得点を稼いできた総理も「もりかけ」以来の窮地に立つ。

私的に共産党は馴染めないが彼女はよく頑張り、国会議員の仕事を立派にして呉れた。

総理夫人がまたまた登場、弁当業者の段取り、夫婦で忖度、官官接対以上に後援会支持者を優先招待した事実が暴露された。

昔 「塀の中の懲りない面々」という映画を観たが映画ならまだ救われる、国家元首の懲りない再犯暴走、国土破壊する自然災害も恐ろしいが「政治的災害はそれ以上に恐ろしい」国民の精神構造を破壊、人間不信を助長、悪い政治家の土壌が醸成される。

既にその兆候が表れ始めている、姑息人間、阿呆もどきタレント等が幅を利かせ「酷会疑似堂」の中で嬌声をあげ、これを許しているのが政権の中枢に座る似非政治家。

情けない事に自民党内から誰も指弾する者が居らずダンマリ、無言の情の様相。

国民の血税を公私混同に流用、暴かれれば開き直る神経は「精神異常者」と見まがう”選挙時の公約を果たせ”と言いたくなる。

この人達が国際社会で他国の政治家と対峙、立ち会えているのか疑問で信頼できない。

一番悪いのは友党である公明党の立ち位置、この件を指して”如何なものか”と論じていたが、如何なものかレベルの問題では済まされない、政権に加担するパートナーとしてモッと厳しく言及すべき、それが良きパートナーの責務であるはず。

この程度では「狂犯」、彼等も自民党長期政権が続くのは代替政党が脆弱で現政権に対する信頼からではない事を認識すべきである。

正月早々の仰天ニュース「保釈中のゴーン=Goneがレバノンに国外逃亡」、国際的に日本の体面は丸潰れ、政府も司法当局も血の気が引いたろう~然し乍ら客観的に解析すれば「桜見る会」問題とも共通する部分が感じ取れ「万事同様=万事同根」に帰結するように思える。

「日本の常識が世界の非常識」半世紀前と同じ、今頃 プライベート飛行機の出国検査を厳重にしても後の祭り、誰が責任者なのか、引責はどうなるのか、根っこの部分が検証されず他の同様事案も発掘されない。

 

少々、本音を露骨に書いがホントはもっとガンガン書きたい気分。

 

里山に健気に咲く「寒椿」、私を含め健気に生きる国民の姿を彷彿させる。