「78才ボランテア親爺」の教訓

終戦73年記念日の8月15日、山口県で行方不明になっていた2才児を78才のボラ親爺が救出日本中がびっくり仰天した。
連日、山口県警が160人体制で探索したが不調、土地勘もない一介のボランティアのよそ者が「俺が2,30分で見つけてやる」と単身、山に入り見事に発見、救助した。
彼の快挙は全国に報道され称賛と、彼の探索に対する「読みと感」強烈な使命感がこの結果を得、漠然とした探索に終わり、不調の警察と比較した時、その凄味に鳥肌が立つ。
然し、彼のインタビューは自然体で「子供は高い方向を目指す習性がある」冷静である、警察は160倍の頭脳と人海戦術で捜索したが、他所者の独爺に負けた、この事実は恐ろしい。
沢山の教訓が埋蔵されているが説明は省略する、捜索を戦いに置き換えれば「やる気のない寄せ集め集団VS命がけの独身者」の戦いで独身が頭脳的作戦で勝利した事になる。
トランプ氏も愈々終末が近づいて来つつある、以前の側近が司法取引に応じ「真実」を語り始めた、米国は法廷で証言する時、聖書を右手に持ち誓約、宣誓する、神様に嘘をつく訳にはいかないので真実を語る、トランプ氏は不都合な情報、報道は「フェィクニュース」と絶叫、自分に法の手が伸びてくれば「魔女狩り」と被害者振り矛先を替そうとする、自分がフェィクをまき散らし最後は仕方なし認め、「罪悪ではない」と開き直る、彼の言動からすればビジネスでは不法反則行為、非人道的な手段で事業拡大、叩けば埃だらけの男じゃなかろうか。
モラー特別検察官はロシア疑惑だけでなく事業絡み余罪をじっくり調査してるかも。
自分に批判的な人間は解任、放逐、手段を択ばず火の粉を払い、延焼防ぎに死に物狂い。
不肖、私の目にはアメリカは最低の人間に強大な権限を与え建国以来の民主主義を損壊させようとしている,米国の民主主義も地に落ちたものだ、トランプ氏の魂胆も見抜けない選挙民が下す秋の中間選挙がどんな結果になるのか、半分面白い。
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                    《風を読む渡り鳥=尾畠春夫さん》