人生の決算書(回顧)


前篇で人生の後悔事項を書き込んだ、今回は私自身の後悔事項を回顧してみたい。
少年時代から事業家を志し18歳で社会人になる、夢実現の為、29才で起業、65歳で廃業するまで全力疾走、然し乍ら好事魔多し 事業ビジョンを持たず闇雲の日々を送り迷宮に入る。
1)もっと事業を大切に大志に向かって猛進すべきだった。
2)40年間/3回のBIGチャンスを無為にしてしまった。
3)家族、社員の要望に充分応えてやるべきだった。
4)他人を信頼しすぎてリスクを予見しなかった。
5)自分に忠実すぎて使い分けの術を知らなかった。

細かいことを上げればきりが無いが殆ど事業経営に拘わる事で他の事では余りない。
個人的には事業を通して自分の可能性に挑戦、社会勉強、遊興も高い授業料を払い卒業。
最後はあんまり恰好良くないが町議会に送って貰い面白くもない政治の世界まで覗いた。
人生の終着駅に近い処迄来てしまったが未だ終点ではないので決算報告は出来ないが人生体験で2倍は生きて来たような気がする。
それでも本当の処はいつも私に追いて来た、私の影だけが知っているのではなかろうか。